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    パリ オペラ座 「パレ・ガルニエ」


    2013-03-09

  • 皆様は、パリにオペラ座が2つあるのを、ご存知ですか?

    19世紀以来の歴史がある「ガルニエ」、そして1989年に完成した「バスティーユ」、

    どちらも多彩なプログラムで、バレエ・オペラ・コンサートなど、私たちを

    楽しませてくれています。

     

    本日は「ガルニエ」のご紹介。

    1875年に完成した、壮麗なバロック様式の劇場は、もともとナポレオン3世の命のもと、

    コンクールで選ばれた36歳のシャルル・ガルニエの設計で、貴族や資産家の

    社交場として建設されました。

    荘重な正面入口をぬけると、華やかな大階段に迎えられ、とても優雅な気分になります。

    建設当時の、社交界の様子が思い浮かび、美しく着飾った紳士淑女の中に

    まるで自分が迷い込んだような、そんな夢見心地になります。

     

    先に進んでゆくと、さあ、豪華で重厚な雰囲気の中、劇場が私たちを待っています。

    上を見上げると、鮮やかな天井画が目に入ります。

    こちらは1964年に完成した、有名な画家シャガールが手がけたもの。

    よーく見てください。

    パリオペラ座にふさわしく、凱旋門やヴァンドーム広場、エッフェル塔にモンマルトルなど、

    パリの主だったモニュメントがちりばめられています。当然オペラ座ガルニエも!

     

    幕間には、是非、休憩室もご覧下さい。

    シャンパンを片手に、本日の公演の意見交換など、とにかくフランス人は

    おしゃべりが大好き。

    おしゃべり好きなフランス人にまぎれて、お話するのもよし、あるいは

    窓から正面にのびるオペラ大通りを、静かに眺めるのもよし。

    豪華絢爛な会場で、優雅な雰囲気を満喫下さい。

     

    オペラ座のシーズンは、9月上旬から翌年7月中旬まで。

    夏のバカンス中は、公演はお休みですが、建物の内部見学は可能です。

     

    パリにいらした際は是非、のぞいてみて下さい。

    (英)

    Palais Garnier (パレ・ガルニエ)

    10h00-17h00 最終入場16h30

    1/1、5/1、及び、昼公演のある日はお休み

    http://www.operadeparis.fr/en/


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