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毎年11月の第三週末に開催されるフランスボーヌのワイン祭り『ボーヌ栄光の3日間』を御存じですか?今年で164回目の歴史あるお祭りです。みゅうで限定催行しているスペシャルなバスツアー、特バスに乗ってボーヌのワイン祭りを大満喫してきました。
まず、到着したら市内散策。街中にはいたるところにワインや食べ物を販売しているお店が。地元の方々も観光客も陽気にお酒を楽しんでいます。
たくさんの人が入っていく建物を発見!入り口で私も入れるかと聞くと「みんなウェルカムだよ」と温かく迎えてくれました。
どうやらこの建物はワインの慈善団体が運営しているもののようで、地元の人たちがたくさん集まってみんなで大宴会をしているような雰囲気でした♪私も仲間に入りたくてワインをオーダー。グラスが1個2€で販売されていて、そのグラスに注文したワインを入れてもらいます。使い終わったあとのグラスはお持ち帰りもできます。
お腹が空いたので食べ物もオーダー。お店のマダムにおススメしてもらったブルゴーニュ地方の郷土料理、「ジャンボン・ペルシエ」(ハムとパセリをゼリーで寄せたもの)とシュー生地にチーズを混ぜて焼いた「グジェール」をいただく。
どちらもとっても美味しくて、すぐにペロリと間食。やっぱりフランスは美食の国だよな~と改めて実感。口の中に幸せが広がります。
そして、軽く千鳥足になりつつ予約していた老舗ネゴシアンのパトリアルシュのカーブ見学へ向かいます。
今回は10種の試飲(80€)付き。地下のカーブに進み、最初のポイントでパトリアルシュと書かれたグラスをもらい(お持ち帰り可能)、カーブ内を歩きながら試飲を楽しみます。
まずは白を4種。難しいことは分からないけれでど、どれも美味しく、そして1杯1杯、香りや口に入れた時の広る味が違う!素人でも味の深さを感じることができます。
カーブの中はこんな感じでワインがたくさん貯蔵されています。
各ワインの棚には番号が振られていて、土地や年代などによって番号で分類されているそうです。
お次は赤ワイン6種。最初に頂いた若いワインは樽から直接ワイン用のスポイトで注いでいただきました。
途中でこんな場所を発見。なんとここにあるワインは2094年まで大事に保管され、それまでは飲めないのだとか!そんな先まで待てないでしょ、と思いつつも人生の先に楽しみがあって、自分が何歳になったらこのワインが飲めると考えている人がいるなんて、なんて豊かな人生なんだ!と感激しました。
最初は試飲に80€って結構高いな、、と思っていましたが、そんなこと全然ありません。どのワインも普段自分では買えない、一生飲めないような高級品ばかり。まして、もう本数がなくて販売することができない貴重な品まで。ボーヌに来たらワインテイスティングは必須です!!
街に戻り散策を続けます。お祭りらしく色々なイベントが続々と。14時30分からはお待ちかねのワインのオークションが始まります。みなさん外のスクリーンにくぎ付けです。
こちらでは誰が一番早く、綺麗にコルクを抜くことができるかのコンテスト。村の代表者が出場しているようで、参加者の名前と村が呼ばれると、同じ村出身の人たちが大きな声を出して応援していました。
ホスピスドボーヌでは昔の衣装を着たスタッフが来場者に施設の説明をしていました。
ボーヌの地元の方々はとてもフレンドリーで優しく、色々なところで気さくに声をかけてくれて彼らの優しさ、おもてなしの心を強く感じました。
あっという間の自由時間でしたがボーヌに向かうバス車内でガイドさんにボーヌの歴史や楽しみ方を教えていただいていたので見るべきポイントを抑えつつ、効率的にボーヌを楽しむことができました。
2025年も11月にボーヌのお祭りが開催されます。ワイン好き、お祭り好き、フランスの地方を楽しみたい方、是非来年のご参加を心よりお待ちしております♪
(東)
フランスのワイン祭り~ボーヌ栄光の3日間
2024-11-18
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