ノートルダム大聖堂の、「緑色の桜」? みゅうパリ ブログ記事ページ

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    ノートルダム大聖堂の、「緑色の桜」?


    2014-04-05

  • パリでも桜満開の季節です。

    ところで皆様、「緑色の桜」って、ご存知ですか?

    フランスに長年住んでおられる、尊敬する大先輩から、

    「ノートルダム大聖堂に、緑色の桜が咲くよ」と教えていただいたので、

    真偽の程を確かめに!?

    行ってきました。

     

    場所は、ノートルダム大聖堂の南側、セーヌ河沿いが小さな公園になっていて、

    散歩中に休んだり、天気の良い日はランチをしたり。

    今の時期は、白やピンクの桜が、きれいに咲き誇っています。

     

     

     

    その中を進んでゆくと、、、確かに。

    緑色をつけた木があります。

     

    一瞬見ると、葉だけのようにも見えるのですが、近づいて、よくよく見てみると、

    確かに、緑色の花に見えます。

     

    でも、幹を見てみると、ちょっと桜の木とは、違うような気もするし、、、

    本当に、桜なのでしょうか?

    よく分かりません。

     

    庭師のおじさんに聞いてみようと、小屋に行ってみましたが、あいにく

    すでに帰宅後。

    でも、公園のセキュリティーのお兄さんがいたので、たずねてみると、

    お兄さん曰く、「桜じゃないよ、オルムだよ」

    とのこと。

    「でも、緑色の桜だと聞いて、来てみたのだけど?」

    「今見えているのは、花じゃなくて葉っぱだから、夏になると、

     もっと葉が茂るよ」

    とのこと。

     

    フランス語辞書で調べてみたところ、オルムとは、ORME(ニレの木)

    みたいです。

    でも、とても発音の良く似た、オルヌ AULNE(はんの木)という単語もあり、

    お兄さんに、

    「オルムって、スペル、どう書くの?」

    と聞いたら、

    「ORMEかな?それとも、Hが入っていたような気もするし、HORMEかな?」

     

    ということは、やはり、ORME(ニレの木)か?

     

    **************

     

    この情報を持って、尊敬する大先輩のところに戻って行くと、

    「桜だよー、だってそう聞いてるもん」と、譲りません。

     

    日本には、御衣黄(ギョイコウ)という、緑色の桜が確かにありますし、

    やはり、大先輩のおっしゃる通り、緑色の桜なのでしょうか、、、?

    こうなると、庭師のおじさんがいる時間に、もう一度行って、

    聞いてみるしかないですね。

     

    桜の時期にパリにいらっしゃる方、ノートルダム大聖堂の近くを通ることがあれば、

    お花見がてら、見に行ってみて下さい。

    真相がお分かりの方は、是非、みゅうパリまでご一報を!

    (英)


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