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2021年5月22日にオープンした現代美術館 ブルス・デ・コメルス Bourse de Commerce ですが、オープンから1年以上たった今も毎日多くの人が見学にきています。再オープンにあたり、世界を代表する日本の建築家、安藤忠雄さんが改修リノベーションを担当したことでも有名です。 シャトレ界隈でもひときわ目立つ建物です。とにかく美しい!
2022年夏のパリは、コロナ以前と変わらない、もしくはそれ以上の観光客がパリを訪れたそうです。コロナ禍にオープンした美術館ということもあって、やっとこの夏にパリに旅行に来れた!という方々が殺到しているのかもしれません。
美術館に一歩入ると、一気に天井クーポラに視界が吸い込まれます。地上階からはその美しいフレスコ画の詳細までは見えないので、中二階に登ってから眺めましょう。世界をテーマにしたフレスコ画は、アメリカ、ロシアと北ヨーロッパ、東西ヨーロッパ、そしてアジアとアフリカと、大きく4つに分かれていて作者もそれぞれ異なります。直接描かれたのではなく、別の場所で制作されて、それをここに張り付けたのだそうです。
アメリカ部分にはアメリカの国旗が描かれていて、船の先頭で舵をとっているのは、クリストファー・コロンブスです。アジア部分にも、THEアジアって感じの方々が描かれています。
私はやっぱりこの螺旋階段が好きです。前回のブログで、「当時穀物は地上階と屋根裏部屋にストックされていて、大量の穀物を抱えながら階段を登る人、降りる人がすれ違わないように設計されたとのこと。」と書きましたが、今回ガイディングツアーを引率してくれた美術館スタッフによると、その理由に加えて、穀物のために風通しをよくするための構造でもあったそうです。
このように、各所で穀物倉庫だったときの名残が感じられます。
現代美術館部分は、展示品が前回と全く異なっていましたので、定期的に来ても楽しめますね。やっぱり理解が難しい現代美術・・・
コロナ禍でパリに来たくても来れなかった方々!次回の渡仏の際にぜひ訪れてみて下さいね!
ブルス・デ・コメルス
Bourse de Commerce - Pinault Collection
2 Rue de Viarmes 75001(森)
まだまだ注目のスポット : 現代美術館 ブルス・デ・コメルス
2022-09-26
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