源氏パイが恋しくなったら みゅうパリ ブログ記事ページ

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    源氏パイが恋しくなったら


    2021-05-03

  • クロワッサンでもパンオショコラでも、しっとりとしたものよりもサクサクっとしたものの方が好きです。

    食べた時にパラパラとパイ生地がそこら中に崩れ落ちてしまうようなものがベスト。

     

    そのサクサク感のみを固めたものって、日本で言うと、源氏パイとか、うなぎパイだと思いませんか?

     

    時々無性に源氏パイ食べたくなるんですよね。

     

    ただこれはフランスにもあります!

     

    パルミエ(Palmier) といいます。

     

    パルミエというのは、ヤシ科の棕櫚(しゅろ)の木のこと。

    パルムというのが、棕櫚の葉。

    パルミエというのが、その木のことです。

     

    カンヌ映画祭の最優秀賞をパルムドールといいますが、これは、金の(ドール)パルム(棕櫚の葉)という意味です。

    ですから、トロフィも棕櫚の葉がモチーフになっています。

    (画像検索してみてください)

     

    昔から、パルムは戦争の勝利記念として持たれることが多く、勝利の象徴として美術の中では登場するのです。

     

    さて、その棕櫚の葉(?)それとも、棕櫚の木(?)に似ているから、このように呼ばれているお菓子、パルミエは、まさに、巨大な源氏パイといった感じですよ。

     

    両手より一回り小さいぐらいの大きさで、300円ぐらい。

     

    先日、エッフェル塔界隈のサンドミニク通りをあるいていたら、前からおいしそうなパルミエを食べて歩いている方が!

    おいしそうだなぁとおもって、きょろきょろしていると、ありました!

    ウィンドウには、おいしそうなパルミエ!

     

    お店はなにか、歴史を感じさせるような店構え。

     

    中も素敵な感じ。

     

     

    菓子パンもおいしそうなものがずらりと並びます。

     

    パルミエを頼むと、ここのお店の一番人気なのだそうです。

     

    さっそくお店の前で撮影したのち、いただきました。

     

    サクサクしていて、最高!

     

    でも、大きいので、一枚全部食べてしまって、ちょっと後悔しました。。。



     

    LE MOULIN DE LA VIERGE

    64, rue Saint-Dominique -75007 PARIS


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