-
パン好きのみなさーん!好きなパンは何ですか?
クロワッサンに、バゲット・・・ヴィエノワズリーと呼ばれる甘い系のパンも、バゲットやパン・ド・カンパーニュに代表される食事に欠かせないパンも、本当に種類が豊富で、お店によって小麦粉にこだわりがあったり、味が違うのも、フランスのパンや巡りの楽しいところです!
↓↓こちらは、ある老舗パティスリーのヴィエノワズリーコーナー。
左から、グルグル巻きは干しブドウ入りのパン・オ・レザン
アルザス地方に多いクグロフ
煮リンゴのパン、ショッソン・オ・ポム。ショッソンはスリッパのこと!リンゴ入りスリッパ(のつま先)という、斬新すぎる名もユーモアの国フランスらしい。
左奥から、ナッツ入りクロワッサン。アイシングシュガーとナッツ類の混ざる感じがおいしい!(このお店のオリジナル商品)
おへそがぷくっとでたようなマドレーヌ
巨大パイの実!はパルミエと呼ばれ、大抵のパン屋さんに並んでいます
四角いのは、パン・オ・ショコラ。定番のチョコレート系
白いつぶつぶのお砂糖がかかったのは、ブリオッシュ
奥にはクロワッサンが控えめに陳列
ちなみに、お菓子屋さんであるパティスリーのパンコーナーには、バゲットは置いてあることはあまりありません。食事の時に食べるパンは、パン屋さんであるブーランジェリーに行く必要があります。パン屋とお菓子屋さんのヴィエノワズリー、何が違うか?といったら、バターの種類にその分量です!お菓子屋さんのものは、バターをたっぷり感じるのに対して、パン屋さんのものは、比較的サッパリ。でも、そのパン屋さんにも、お菓子屋さんのパンのカロリーを余裕で超えるであろう、裏メニューがあるんです!
それがこちら↓↓↓
つぶれちゃったパンではありません。これでもかなり上手に撮影した方です。このパンの名前は、クロワッサン・オ・アマンド。アーモンド入りのクロワッサン、ということなのですが、実はこれ、前日の売れ残りのパンのリメイクパンなんです!フランスパンをラスクにリメイクするように、クロワッサンもリメイク。
水平に半分に切ったパンに、アーモンドクリームを塗って、ギュッとプレスした上に、ビスケット生地をかけ、アーモンドスライスをパラりと乗せて数分間オーブンへ。仕上げに粉砂糖できれいにお化粧、というわけです。上の写真は、よく見るとクロワッサンではなく、パン・オ・ショコラのリメイクでした。名前はパン・オ・ショコラ・オ・ザマンド。
では、違うお店のものを。形を見る限り、これは間違いなくクロワッサンだったパン!
半分に切った内側は、こんな感じです↓↓
このお店のものは、ビスケット生地も少なく、粉砂糖も少なく、ライトな感じ。う~ん、これを食べるときは体がベビーな味を求めているから、ビスケット生地たっぷり&サクサクでお願いします♪
クロワッサンとパン・オ・ショコラは、どのパン屋さんでも多めに焼いているので、お天気などから毎日焼く量を調整しているパン屋さんでも、売れ残ってしまうことがあるヴィエノワズリー。それでも、見違えるような姿と味に変身させて、翌日お店にならぶのですから、知恵の詰まった隠れメニュー。運よく出会ったら、ぜひ試してみてください♪
鮎
出会えたらラッキー♡パン屋さんの隠れ商品♪
2021-03-21
最新記事