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ニューヨークの自由の女神をまじかで見学しようと思ったら、3ヶ月前から予約をしたり、かなり大変な思いをしなければいけません。
しかし、自由の女神を見るのであれば、もっとガラガラなスポットがあるのをご存じでしょうか。
それが、この自由の女神です。
後ろには、ニューヨークの摩天楼を「思わせる」高層ビル街。
思わせる?
そう、実はここ、ニューヨークではなく、パリの16区。
パリの16区、グルネル橋と、ビルアケム橋につながっている長細い島、白鳥の島の先頭には、自由の女神があるんです。
白鳥の島の先頭に立っているこの有名な自由の女神は、フランスの東部、アルザス地方出身の彫刻家、フェデリックオーギュストバルトルディが作成した、ニューヨークにある有名な自由の女神の「縮小版」です。
この高さ9mの自由の女神像は、ブロンズ製で、1884年、アメリカに住むフランス人の同郷グループによってパリ市に贈られました。
フランスからアメリカ人に送られた自由の女神のお礼ということだそうです。
この自由の女神は、もともとグルネル橋につけられていたものですが、 その後、グルネル橋を修復する際に、現在ある白鳥の島の先頭にうつされました。
現在は、自由の女神の目は、ニューヨークの港の方を向いています。
ニューヨークも眺めつつ、シトロエン公園の気球も眺めています。
この彫刻がもつ石板には、2つの日付が刻印されており、一つは1776年の7月4日。
これはアメリカの独立宣言の日付です。
そしてもう一つが、1789年の7月14日。フランス革命における、人権宣言が行われた年代です。
パリにいながら、ニューヨークも感じることができる?
夕暮れ時なんか、自由の女神をバックに写真をとってみるのもいいかもしれません。
渦
自由の女神、すぐに観光できる穴場はココ!!
2020-10-05
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