-
モネの大スイレンで有名なオランジュリー美術館。
もし、行かれるのであれば、ぜひ周りも見渡してください。
実は、その周辺も、アートにあふれています!
目の前は、コンコルド広場。
広場越しに、美しいエッフェル塔が見えます。
ちなみに、このオランジュリーとは何かというと、「オレンジ」の名前が中に入っているように、もともとはオレンジの木を冬の寒い間に入れておく温室。
オレンジの木を持っているということは、温室も持っているということを示すため、財力を示すアイテムの一つだったんですね。
では、誰の財力を示すため?
誰のオレンジ用温室だった?
そこで、見てほしいのが、オランジュリー美術館がある公園。
テュイルリー公園。
これは、もともとテュイルリー宮殿付属の庭園でした。
テュイルリー宮殿は現存しないのですが、もともとはフランス王家の宮殿です。
テュイルリー公園は、ゆえに、もともと王家の庭園なので、彫刻などで飾られた超豪華な公園なのです!
その中でも、注目は、ロダンによる接吻。
「考える人」で有名なロダンです!
「考える人」も、「接吻」も、もともとは大作「地獄の門」の一部として構想されたものですが、その後、単品作品として、大理石、ブロンズで彫刻作品が作られました。
いたるところに芸術作品。
さすがアートにあふれているパリですね!
渦
オランジュリー美術館とロダンの接吻
2020-08-17
最新記事