-
サン・ミシェル・デギュイユ礼拝堂、ノートルダム・ド・フランス像に続き、ル・ピュイのノートルダム大聖堂に行ってきました。
ル・ピュイのノートルダム大聖堂は、フランスのサンティアゴ・デ・コンポステラへの巡礼路の出発地の1つです。ロマネスク様式ですが、ドーム型天井はビザンチン様式です。
黒い聖母マリア像は主祭壇にいらっしゃいます。なぜ肌が黒いのかは今も謎。ヒマラヤ杉で出来ていることから東洋の女神説、エジプトの豊饒の地母神であるイシスが起源という説、はたまたコプト人だ、など色々な説があります。一度焼失したため17世紀に再び作られたそうです。
黒い聖母マリア像(La Vierge Noire)。玉座に着き、膝に幼子イエスをのせています。お召し物が時節によって変わるそうで、この日はレモンイエローの春夏っぽい素敵な衣装でした。
聖ヤコブ(サン・ジャック Saint Jaque)像。巡礼者は、出発の朝、大聖堂でのミサに出席し、祝福を受け、出発となります。
熱病の石(La Pierre des Fièvres)。玄武岩でできた石板で、長さ3m、幅2m。熱病に冒された女性が、聖母が指し示す大きな石に横になるとそれが治ったという奇跡の癒しが言い伝えられています。実際訪れた方でこの石の上に横になる方も多いです。
聖アンヌ(Sainte Anne)はマリアのお母さん。少女時代のマリアと一緒に。
パイプオルガンは、1689年製のバロック様式。珍しく、オルガンの両面を見ることが出来ます。
こちらが裏側。とても美しいです。
フレスコ画もきれいな状態で残っています。こちらは13世紀に制作されたアレクサンドリアのカタリナの殉教場面が描かれています。
聖母マリアの母子像のフレスコ画。
ターブル通りから大聖堂に入る場合、階段134段登ります。突然大聖堂の身廊の中央へ到着、という面白い構造です。
階段近くにあるサン・ジャックの像。
大聖堂からターブル通りを望む。
ル・ピュイは手編みレースの産地でもあります。大聖堂前のターブル通りのレース屋さんの軒先でデモンストレーションが行われていました。お客さんもマスク姿。デモンストレーターのおじさんもコロナ対策フェイスシールド姿。ああ、はやくコロナのない世界に戻りたいですね!
レースは大物からこういった小さいものまで様々なものが売られています。赤いマリア像や黒いマリア像のレース編み。
ル・ピュイのノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame-du-Puy)
2 Rue de la Manecanterie, 43000 Le Puy-en-Velay(桃)
★★みゅうパリのル・ピュイ=アン=ヴレ ブログ★★
天空のパワースポット!ル・ピュイ サン・ミシェル・デギュイユ礼拝堂
ル ピュイ アン ヴレイ(Le Puy-en-Velay)の黒い聖母像
天空のサン・ミッシェル、LE PUY EN VELAYを一望♪
LE PUY EN VELAY (ル・ピュイ・アン・ヴレイ)の絶景ポイント①
LE PUY EN VELAY (ル・ピュイ・アン・ヴレイ)の絶景ポイント②
プロジェクションマッピング@ルピュイ = 天空のサンミッシェル
[みゅう]プライベートツアーはこちら↓
リヨン発【プライベートツアー】専用車で行く 世界遺産の秘境 絶景!天空のサンミッシェル ル・ピュイ 1日観光
黒いマリア像、コンポステーラの道の始点、ル・ピュイのノートルダム大聖堂
2020-07-31
最新記事