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    世界で初めて映画が興行として上映された場所


    2020-07-20

  • 映画というと、ハリウッドを思い浮かべますよね。

    では、 世界で初めて映画が興行として上映された場所はどこでしょう?

     

    流れから行って、アメリカではない、ということを感じ取ったかもしれません。

     

    そして、「みゅう]パリのブログだということもヒントです。

     

    そう、パリの、現在高級ホテルになっている「スクリブ」ホテルなんです。

    世界で最初に映画を上映したフランス人はリュミエール兄弟。

    リュミエール (Lumière)とは、フランス語で「光」という意味。

    光の芸術の映画の創始者が、「光」さんだなんて、なんていう偶然!

     

    フランスの国立大学は、過去の偉人の名前がついている場合があります。

    パリ第五大学は、フランスを代表する哲学者、デカルトの名前がついています。

    そしてリヨン第三大学の別名は、リュミエール。

    映画の創始者の名前がついているのです。

     

    さて、動く写真を発明したのは、発明王のトーマス・エジソンです。

    彼が映画の発明者とよばれていない理由は、彼が作ったのは、「キネトスコープ」といって、顕微鏡のような装置の中を覗き込むと、その装置の中で動いた映像が見えるというものでした。

     

    その「キネトスコープ」の原理を、映写機によって壁に投射することをやったのが、リュミエール兄弟なんですね。

     

    スクリーンに映し、それを他人と共有することが、映画の始まりなんです。

    そう考えると、ネットフリックスの映画を、スマホでみるのは、むしろ「キネトスコープ」であり、映画とは言わない?

     

    話がそれました。

     

    リュミエール兄弟が入場者にお金を取って、はじめて映画を興行したのが、現在パリのオペラ座のすぐ近くにある高級ホテル、スクリブホテルでした。

     

    スクリーブホテルの入り口には、ひっそりとこんな記載がされています。

     

    「1895年、12月28年、ここで、公開された初めての活動写真の映写が、リュミエール兄弟の発明したシネマトグラフィーによって行われた」

     

    もし、オペラ座の近くを通るのでしたら、世界で初めての映画上映の場所でも訪問されてはいかがでしょうか。

     

     

    ホテル スクリーブ パリ オペラ

    1 Rue Scribe, 75009 Paris

     


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