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イル・ド・フランス地方で唯一「フランスの最も美しい村」に登録されている、ラ・ロッシュ・ギヨン La Roche-Guyon。パリから北西70km程にあり、モネの家で有名なジベルニー村の近くでもあります。ジベルニー村はノルマンディ地方なので、ラ・ロッシュ・ギヨンはイル・ド・フランス地方の端、ノルマンディ地方の手前ということになりますね。
ラ・ロッシュ・ギヨンに到着すると、どどーんと視界に飛び込んでくるのが断崖の上にそびえる白い城壁&塔(天守閣)。天守閣は12世紀に築かれたかつての要塞で、敵の見張り塔だったもの。崖の麓には13世紀に建設された城が残ります。
白い石灰質の岩からお城が飛び出ているような感じですね。
城内は、絵画や家具が展示されており、当時の貴族の生活が垣間見れます。
お城の窓から見える庭園(手前)とポタジェ(菜園) (奥)。ポタジェは、放射線状の幾何学デザインになっており、りんご、洋ナシ、トマト、ネギなど、様々な果物、野菜が栽培されていました。バラやアジサイ、ひなげしなど、季節のお花も満開でした^^
ポタジェの奥には蛇行するセーヌ川が流れます。
以前までは天守閣の頂上まで登ることもできたのですが、コロナ後は塔へは入場不可になっていました。崖の内部に造られた狭い狭い階段を登っていくのですが、密を避けることができないことが理由だそうです。お城への入場は、マスク必須です。
かわりに裏の山?ハイキングコースからみたラ・ロッシュ・ギヨンの街並みです。
自然豊かで落ち着きのあるのどかな風景ですね!パリからずーっと続く、セーヌ川です。モネやピサロ、セザンヌなどもこの村を愛したそうです。
モネが描いたラ・ロッシュ・ギヨンの絵のパネルです。なんと、この絵は東京国立西洋美術館貯蔵だそうです。
フランスの最も美しい村に認定されているだけあって、村自体もとってもかわいい~~ 緑いっぱいに飾られたお家がたくさん。
中世の面影を残すとっても美しい村です。ジベルニー村と組み合わせて訪れてもいいかもですね。
(城)
イル・ド・フランスで唯一の「美しい村」★ラ・ロッシュ・ギヨン
2020-06-30
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