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    フランス外出規制5月11日まで延長


    2020-04-17

  • ニュースでご存じかと思いますが、
    フランスの外出規制は5月11日まで延長されました…
     
    政治的な話ではありません!
    個人的に感じたことを述べます。
    マクロン大統領が重大な発表をする際、
    20:00にTV中継で国民に呼びかけます。
    70%以上の国民が見るんだとか。
     
    某国のトップと違って、本当に国民に呼びかける姿には
    全ての言葉が分からなくても、本当に危機に面していて
    自分たちもしっかりしなければ、と感じます。
     
    自宅のTV画面を撮影したものですが、
    目力が某国のトップとは違います。
     
    フランスっぽいなぁ、と感じるのは
    演説の最後に必ず「VIVE LA REPUBILIQUE, VIVE LA FRANCE 」 の言葉で〆られます。
    (共和国万歳、フランス万歳)
     
    因みに始まりは必ず大統領府(エリゼ宮)をバックに
    「共和国大統領からの発表」の文字で始まります。
     
    4月13日に発表された内容の概略が
    在仏日本国大使館からメールで届きましたので抜粋してお伝えします。
    まだまだ先が長いですが、皆で乗り切りましょう!
     
    ===========================
    1 ここ数日,患者数減少等の希望が見えてきたが,医療施設は引き続き飽和状況にあり,
    努力を継続する必要がある。5月11日(月)まで,今と同レベルの厳しい外出制限を維持する。
    仏国内全土において同様の措置がとられる必要がある。

    2 5月11日から,託児所と小中高校は,段階的に再開する。
    高等教育機関は夏までは引き続き遠隔での開講となる。

    3 5月11日になっても,レストラン,バー,映画館,劇場,博物館等は引き続き閉鎖する。
    イベントや集会などは7月中旬までは禁止。5月中旬以降,毎週,状況をみて措置を適応させていく。

    4 5月11日から,症状のある全ての人に対しテストを実施できるようになる。
    陽性者は隔離され,治療を受ける。
    5月11日から,大衆用マスク(masque grand public)を全ての国民に配布する。

    5 今後15日以内に,「5月11日」後の計画をお見せする。

    6 EU国境は新たな決定まで閉鎖継続。

    7 更なる経済政策が必要。観光業,ホテル業,飲食業等,
    経済的打撃の大きい部門に対しては特別な措置がとられる。
    4月15日の閣議以降,必要な措置を決めていく。

    8 ワクチン開発を目指し,研究に一層の投資を行う。
    フランスは欧州で最大の数の臨床実験をしている。
    治療方法を見つけるために継続していく。

    9 アフリカがコロナウィルスに効率的に闘えるように支援するべき。
    経済面でもそれが必要であり,負債の帳消し等が考えられる。
     
     
     

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