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3月17日(火)より外出禁止令が敷かれているパリです。4月8日(水)からはパリでは日中10時から19時までのジョギング・散歩が禁止となり、簡単な運動に出かけるのは朝か夜になりました。 日中外出している方は、スーパーや薬局に行く方か、テレワークができない業種の方の通勤のみとなります。
4月中旬現在、日の入りは夜21時頃。21時半くらいまではまだまだ明るいですよ。セーヌ河岸の夕陽がとっても美しい。
セーヌに停泊している船上で暮らしている方々も朝晩にお見かけします。船上デッキで夕食をとったりワインを飲んでいらっしゃいます。優雅ですね。本当に住んでいるのか、別荘のひとつなのか、どちらなんでしょうね。
先日は犬をつれたムッシュが、セーヌにかかる歩行者専用橋上のベンチで、おひとりでシャンパンを飲んでいらっしゃいました。もちろんグラス1杯飲んですぐ帰られました。パリジャン、パリジェンヌたちもこの規制の中それぞれの楽しみ方で暮らしているのですね!
道路に車がほとんど走っていないので、道路の真ん中に立って写真を撮ることもできます。写真家かジャーナリストと思われる方々がこぞってカメラを構えているのをみると、いまがパリを一番きれいに撮ることができる時期かも?と思っています。慢性渋滞だったパリで車が減ったことにより大気汚染も改善され、毎日澄んだ青空で、より美しいです!
夜20時のアンヴァリッド↓
朝9時のシャンゼリゼ大通り↓
連日警察が違反者をコントロールしています。たいていは車か自転車が警察の移動手段ですが、最近よく見るのが、お馬さんポリス。いやこれはコントロールではなく馬の散歩かも!?しかも!!!この馬ポリスが通った後、馬のフンが道路に残されているんです!!!
「パリをきれいに!犬のフンは持ち帰りましょう!」なんて市民にはいっておきながら、馬ポリスは馬のフンをまき散らしています。ひどい。。そもそも馬は歩きながらフンをするんでしょうか。
厳しい状況が続きますが、元の生活が戻る日まで、がんばりましょう。
(城)
外出禁止のパリの様子4月20日
2020-04-20
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