-
3月16日(月)20時、マクロン大統領はテレビ演説で、新たに以下の規制を発表しました。
*外出制限を強く求め、規則に違反した場合は罰金を受けること
*EU共通の決定により3月17日(火)から、EU及びシェンゲン圏への入境を閉鎖し、EU域外の国とEU圏内の国の間の渡航を30日間停止すること
3月17日(火)朝の街の様子です。人はほとんどいません。
観光地、美術館、博物館、スポーツ施設、映画館、劇場、カフェ、レストラン、公園など、現在すべて閉まっています。学校も休校中です。
唯一あいているのは、食料品のお店、薬局です。
パン屋さん、通常通りあいてます。↓↓
薬局もあいてます。↓↓
テイクアウトのサンドウィッチ屋さんや、テイクアウトカフェスタンドなんかは開いてますよ。
ちょっとびっくりしたんですが、15日(日)にリヴォリ通りを通ったら、モンブランで有名なアンジェリーナが開いてました。サロン・ド・テは閉まってましたが、ケーキの持ち帰り部分のみ開いてました。なるほど・・カフェやレストランは閉まるけど、テイクアウトは開けてもいいんですね。
3月17日(火)12時00から、最低15日間、外出禁止。友人、家族との会合も不可。規則に反した者は最大で135ユーロの罰則を受けます。
以下、在仏日本大使館からのメール抜粋です。
--------------------------------------------------
以下の事項については例外と見なされ,事前に証明書を取得しておくことで移動が許可される。
・テレワークが不可能な場合の、自宅から職場への移動(併せて職場を証明する書類が必要)
・許可された近場の商店での必需品の買い物
・医療関係業務のための移動
・子供の保育又は脆弱な人の支援のための移動
・運動(個人で行い、自宅の周囲で、人の集まりを伴わないものに限る)
10万人の警察と国家憲兵隊が動員され,フランス全土に検問が設置される。歩行者も含め、移動に際しては、逐一、移動の理由を記載した自筆の証明書の携帯が義務となる。--------------------------------------------------
どうやらマクロン大統領がこの声明を発表したのにはわけがあるそうです。14日(土)夜にステージ3への引き上げを行ったものの、翌15日(日)は久しぶりにすっごくいいお天気で、公園の芝生やセーヌ川河岸にたくさんの人が集まり、日向ぼっこしたりピクニックしたり散歩したりする人でにぎわっていました。フランス人にとって待ちに待った太陽ですからね!気温も18度くらいで、春を感じる心地よい気候でした。
私も散歩してしまいましたが。。。15日(日)にとったチュイルリー公園の写真です。すっごくいいお天気でしょう?
ステージ3になったのに誰も危機感感じてない!って政府がご立腹で、その翌日外出禁止命令になったらしい。。
でも本当は、15日(日)に市議会選挙があったので、選挙への投票を行った後に、外出禁止令をだしたのかな、なんて見解もあります。
これまでフランスではマスクしてる人なんて全然いませんでしたが、16日以降はマスクをする人たちもでてきました。
[みゅう]パリも3月18日(水)よりテレワークになります。お電話でのお問い合わせは不可、メールのみの対応となりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
[みゅう]パリスタッフ一同
【重要】フランス、外出禁止となった3月17日現在の様子
2020-03-18
最新記事