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    ルーブルで開催、ART SHOPPING


    2019-11-04

  • ルーブル美術館と同じ建物内にある、カルーセル-ルーブル。展示会や、エクスポなどをやる空間で、かつて、香取慎吾さんが作品を展示したことでも知られています。

    香取慎吾さんの個展、NAKAMA des ARTS

    そのカルーセル-ルーブルで開かれたART SHOPPINGに行ってきました。

    ART SHOPPINGという展示会は、世界中のアーティストが集まり、自身の作品を発表すると同時に販売もできるエクスポです。

    第25回目になる今回は、300の展示者、51のギャラリー、32か国1000人のアーティスが自身の作品を展示するためにルーブルに集まりました。

    展示者が300で、アーティスが1000人と数が違うのは、1展示者が、代表者となり、複数のアーティストを集めて、1つのブースを作る、という所が結構あるからです。

    むしろ、ソロ展示するアーティストのほうが、少数派、だったりします。

    以前ブログでも紹介した画家の友人、吉澤敬二さんが、展示をするということで、遊びに行きました。

    若き芸術家、吉澤敬二 絵画展 @パリ

    吉澤敬二さんは、JAPAN PROMOTIONという展示者のもとで、1作品を展示していました。


    KAKI。
    お隣さんからいただいた柿がモチーフにした、油彩画。セザンヌっぽい感じ、個人的にはとても好きです。

    こちらは、同じブースに展示されていた、銅版画家の若井 真由夏さん。

    銅版画家の若井真由夏さんを詳しく知りたいかたはこちら

    銅版画の技法など、とても詳しく教えてくださり、とても興味深くお話を伺いました。
    モチーフの由来、下絵を同様に作るか、下絵をどのように版となる銅板に仕上げるか、さらには、どのように刷るのかなどなど。

    銅版画は、数を刷れるので値段も油彩画に比べて、比較的安いです。アートコレクションを始めるにあたって、おすすめです。

    こちらは、スワロフスキーアーティスのYAMAZAKI YUKAさん。


    スワロフスキーは、ガラスのアクセサリーを作っている、ぐらいの知識しかありませんでしたが、スワロフスキーアートなるものがあるのを初めて知りました。
    さまざまな、スワロフスキーを貼り付けることで、下絵を輝かせていきます。


    色ももちろん、ストーンの大きさを変えることで、作品の流れを表現したり、とかなり奥は深そう。
    作品説明パネルには、木版にスワロフスキー。木版に油彩、とか、カートンにグアッシュとか、よく見ますが、スワロフスキーも一つの素材なんですね。

    このようなART SHOPPINGの面白さは、作品を買えること。
    すべての展示作品には、値札が付いています。もちろん、値段もピンキリですが、十分に私のような庶民にも手の届くような値段のものもあります。

    どうしても、芸術・美術というと、美術館で鑑賞するもの、という意識がわれわれには強いですが、作品を買うことで、日常の中にアートを取り入れることもできるし、まだ有名になる前のアーティストの作品を買うことは、そのアーティストを応援することにもなります。

    印象派のモネだって、ルノワールだって、みんな無名の時は友人が作品を買ってくれていた。

    応援するために買うわけではありませんが、好きな作品にあって、それが出せるぐらいの値段だったら、ぜひ買いたい、と個人的には思っています。


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