-
パリ発【11月17日限定】 ブルゴーニュ最大のワイン祭り「ボーヌ、栄光の3日間」に参加してきました。
当日、11時30分頃、ボーヌ到着。かなり寒いですが、曇り空。雨が降っていない!ついている予感です!
例年、老舗カーブでの試飲を紹介しているので、今回は、それ以外を紹介します。
ボーヌの街は、例年通りの大盛り上がり。いたるところに屋台が立ち並びます。
ブルゴーニュ名物は、エスカルゴ、カエルもものから揚げ、ジャンボン・ペルシエなどたくさんありますが、今回は、コックオウヴァン(COQ AU VIN)という鶏の赤ワイン煮に挑戦。
大鍋に入っているのが、赤ワインで似た鶏肉。紙コップに取り分けてくれて、濃厚なマッシュルームソースが、赤ワインで煮た鶏肉の上にかかります。一緒に煮てある、こりこりした食感をあたえるキノコも美味。寒い中で食べる温かいワイン煮、最高です!
と、屋台を仕切るおじさんの襟に注目。フランスの国旗をあしらったコック服は、いわば、料理人最高峰の勲章、MOF(meilleur ouvrier de france、フランス最優秀職人)の称号。
おじさん、MOF(モフ)なの?ときくと、「ああ、これ。わかっちゃった?」と、いかにも気づいてほしかったといわんばかりな、おちゃめな返答。最高級のフレンチ料理が屋台に出てしまう、こういうところもフランスの凄いところ。
こちらは定番、エスカルゴ。もう説明いらない。やっぱり本場は、うまいっす。付け合わせは、辛口のシャブリ!
14時30分からオークションが始まりました。会場前広場。電光掲示板が出て、オークションの様子を流していますが、それはそのままYOUTUBEで見ることもできます。
今回は159回目のオークション。
589 樽がオークションにかけられました。白が 118 樽、赤が 471 樽。
この 589 樽は、50 のキュベに分かれています。赤は 33 キュベ、白は 17 キュベです。次々と値段が決められて、販売されていくワインたち。
料金をどんどん決めていって、ハンマーをたたく女性がかっこいいですね!こちらは、現在美術館になっているボーヌの施療院(入場有料)。美しい屋根はボーヌ必見。
施療院が持つ宝物が、この祭壇画。
ロヒールファンデルウェイデンによる、「最後の審判」。日本語のオーディオガイドもあるので、詳しく理解しながら、見学することができます。
散策していると、こんなおいしそうな肉を焼いている屋台が。
1枚25ユーロのサーロインステーキ!
これを食べた人に感想を聞いてみると、人生で食べたお肉の中で最もおいしかったとのこと(本当?)。注文すると、仮設テントの中で食事ができる!
次回行くときは、ぜひこれに挑戦してみます。場所は、施療院のすぐ近くです。こちらは、オークション会場からすぐ近くの特設舞台。コルク栓ぬきコンクールなるものが行われていました。
飛び入りで参加し、6本の瓶のコルクを抜くタイムを計ります。
このとき舞台にいたのは、ブルゴーニュ地方でフランス語を勉強していたり、ワインを勉強していたりする若い日本人学生立ちでした。フランス地方でいろいろなことを学んでいる日本人、たくさんいるんですね。がんばれ!
内容盛りだくさん、ブルゴーニュ最大のワイン祭り「ボーヌ、栄光の3日間」。2020年もお楽しみに!
(渦)
特バス【11月17日限定】 ブルゴーニュ最大のワイン祭り「ボーヌ、栄光の3日間」2019 参加レポート
2019-11-18
最新記事