パリの秋の風物詩★モンマルトルのブドウ収穫祭2019 みゅうパリ ブログ記事ページ

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    パリの秋の風物詩★モンマルトルのブドウ収穫祭2019


    2019-10-16

  • 今年もパリの秋の風物詩、モンマルトルのブドウ収穫祭が2019年10月10日(木)から13日(日)の4日間に開催されました。毎年10月の2週目の週末に、モンマルトルで行われる収穫祭です。

     

     

    サクレクール寺院の裏手にモンマルトルのブドウ畑があります。このブドウ畑、普段は入ることができませんが、収穫祭が行われる年4日間のみ、市民に一般開放されます。それも事前予約ガイディングツアーに当選した方のみなんです。すぐ満席になる人気ツアーですよ!

     

    現在もブドウ畑がも残るモンマルトルの丘は、かつてはパリから独立した村として存在していました。長い間パリ郊外の農地として運営され、ぶどう畑と風車がシンボルで、そこに住む修道女がぶどうを栽培していたそうです。フランス革命や幾度かの行政改革を経て、モンマルトルはパリ市内として位置づけらられるまでは、パリの税金や規制が適用されずにあったため、安い飲み屋街として栄えていました。それをきっかけに、文学者や芸術家などが集まるようになり、ムーランルージュやルシャノワールなどのキャバレーが軒を連ね、栄えたとされています。

     

     

    限られた小さな敷地ですので、栽培されるブドウ量も少なく、製造されるワインは年間約2000本。2019年は9月23日の午前中に収穫(vendange)が行われたそうです。このモンマルトルのブドウ畑で栽培されているブドウの品種は主にピノ・ノワールとガメイ。ブドウ畑の真ん中に横に1本通り道があるのですが、その通り道の下側で栽培されているブドウで赤ワイン、道の上側で栽培されているブドウでロゼワインを製造しているんだそうです。収穫されたブドウは一旦18区の市役所に保存され、その後近くの醸造所でワインを製造しているそうですよ!

     

    入ってみて初めてわかったのですが、この区画に栽培されているのはブドウだけではなかった!イチゴ組合やサクランボ組合や、それぞれの組合が少しずつ畑を分け合って、菜園をしています。様々な種類の木々やお花も栽培されています。

     

     

    収穫祭では、サクレクール寺院を中心に、スタンドがたっっくさん並びます!!ワイン、シャンパン、牡蠣、生ハム、チーズ、いろいろな出店がずらりと。すごい人です。みんなモンマルトルの階段に座って食べてました。

     

     

    モンマルトルのワインも販売されていました。製造される本数が少ないので、通し番号入りです。赤35EUR、ロゼ30EUR、グラスだと1杯7.5EURでした。希少価値が高いのでちょっとだけお高め。

     

     

    夜にはコンサートが開催されたりと盛りだくさんの4日間でした!

     

     

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    (城)


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