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最も有名なファラオの墓の大発見(1922年)からほぼ100周年を記念して、2019年3月23日から9月15日まで、「ツタンカーメン、ファラオの宝物」展が、パリのラ・ヴィレット大ホール(La Grande Halle de la Villette)で開催されまています。
19歳ごろ暗殺されたと言われている若き王ツタンカーメン。墓で発見された約150点の宝物を鑑賞できてしまうとっても貴重な展覧会。うち約50点は、エジプト国外には今まで出たことがなかった門外不出の品々!
ミニチュア像のカノプス(ミイラ化の施術を行う際、取り出される臓器を収める器)は、金とラピスラズリがふんだんに使われて豪華絢爛★
ヒエログリフを解読したのは、フランス人、ジャン=フランソワ・シャンポリオン(Jean-François Champollion)で、1822年でした。ルーヴル美術館の古代エジプト学部門は、シャンポリオンによって設立され、スフィンクスが展示されています。
展示室は暗く、展示物に光を当てているので、他のお客様はあまり見えず、展示物に集中できます。
アモン神の像。アモン神はファラオを守る神で、墓が発掘された当時もピラミッドの入り口に同じ姿で立っていました。この像は、ルーブル美術館の所蔵品ですが、この特別展示のためルーブル美術館からこちらに出張しています。
金の首飾りを初め、さまざまな装飾品、身の回り品も惜しげなく展示されていて、とても興味深く観ることができます。
ツタンカーメン、ファラオの宝物展(Toutânkhamon Le Tresoir du Pharaon)
La Grande Halle de la Villette
211 Avenue Jean Jaurès, 75019 Paris2019年3月23日から9月22日まで
(桃)
パリ、ラ・ヴィレットにてツタンカーメン、ファラオの秘宝展★
2019-08-03
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