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ルーブル美術館には実に3万5千点といわれる展示品があるといわれています。1作品につき10秒鑑賞したとして、作品間の移動時間も考えて、すべてを見るには1ヶ月はかかるのではないかと思われます。しかもルーブル美術館の所蔵作品数は30万点以上あるらしいの、実際に私たちの目にみえるところに展示されているのはほんの10分の1なんですね。
3万5千点の中から重要な作品を選んで、かつ迷路のように複雑な館内を効率よくまわる・・・やっぱりルーブル美術館を知り尽くしたガイドさんと見学することをお勧めいたします!
上からみたガラスのピラミッド。ルーブル美術館内からの撮影です。今年はガラスのピラミッド30周年なので、様々な記念品が特別販売されています。
美の殿堂ルーブル美術館の三大至宝 ① ミロのヴィーナス
黄金比の美しさ、そして世界中の専門家たちの想像を掻き立てる失われた腕、この大理石の美女は史上最も美しい女神像です。失われた腕は、他の女神像と同様、胸を隠している、またはギリシャ神話にでてくるりんごを手にしている、など、様々な憶測を呼んでいますが、真実は永久に謎のまま。
こちらは商人の守護神エルメス。フランス語ではHermèsと書きますが、フランス語ではHは発音しないのでフランス語の読みはエルメスになります。エルメスは、ギリシア神話の最高の神であり天空神ゼウスの息子で、商業の守護神。あのフランスの高級ブランドエルメス社の由来にもなっています。
美の殿堂ルーブル美術館の三大至宝 ② サモトラケのニケ
勝利の女神、ニケ。ニケを英語で書くとNIKEになり、あのスポーツメーカーナイキの由来となったことはあまりに有名ですね。そしてハリウッド映画タイタニックの有名なシーンもこのニケ像からインスピレーションを受けたとか。
ニケを正面にして右側から見るのが一番美しい角度とされていますが、わたしは正面の階段から見たニケもとても美しいと思いました。↓↓
それにしてもすごい人・・
ここ数年で突如有名になった、作者不明像。ドラゴンを踏みつけ、勇敢な勝利シーンが描かれているのかと思いますが、「自撮りをしているように見える」と話題に。いまやすっかり自撮り像として、彼の前で携帯片手に同じポーズで撮影する見学者でいっぱいです。
実際左手に持っていたのは弓だったそうです。欠けて、携帯サイズになってしまっています。
美の殿堂ルーブル美術館の三大至宝 ③ モナリザ
世界で一番有名な絵画。2019年6月現在、モナリザが飾られている部屋は大規模修復中で、現在は大きなお部屋にこのモナリザしか展示されていません。なんというVIP!でもそのVIP対応にふさわしい名声と価値ですからね。この微笑みを一目見ようと世界中からこのルーブル美術館に観光客が集まっています!
2019年はレオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年記念。ルーブル美術館でも10月からレオナルド・ダ・ヴィンチ展が開催予定です。
2019年1月にはフェルメール「レースを編む女」は アブダビルーブルへ貸し出し中でしたが、現在はパリのルーブルに戻ってきています。「天文学者」とともに、鑑賞可能です。
有名作品を効率よく見るために、かなり予習をして、ルートを考えても、現場で残念ながら閉鎖されている可能性もあります。
ただし、いくつかの有名作品が見れなくても、ルーブルには1日では見切れないほどの重要作品があふれていますので、ぜひ他の作品鑑賞に時間を費やされて頂ければ、と思います。
もっとも避けたいのは、展示されていない作品を一生懸命探して、時間を無駄にしてしまうことで。。。
そのようにならないように、お気をつけください。
蛇の道は蛇。
その道の専門家は、その道をよく知っている、ということで、ガイド付きツアーをおすすめします。
パリ発
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美の殿堂ルーブル美術館の三大至宝を鑑賞
2019-06-19
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