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ロワールワイン、
ブルグイユのぶどう畑の中にぽつんと立つレストラン。
仕切っているのは、田舎料理人と自らを呼ぶ、ヴァンサン氏とその奥様のオリビアさん。
お店に行くと、歓迎の挨拶。いつでもこのように、お客様を迎えているのだそうです。
話を聞いてみると、面白いことに、地元出身ではない、ベルギー人。
この場所にレストランを出そうとしたきっかけは、地元の生産者との繋がりを再構築するためだったそうです。
地元のすばらしい生産物を、地元以外の第3者に届けるにはどうしたらいいか。
そこで作ったのが、旅行者と素材をつなぐレストラン。
だからこそ、使う野菜は、庭の畑で取れた野菜か、地元の生産者からしか仕入れていません。
さらに、食べる鶏は目の前の葡萄畑に放し飼い。
飼育しているのは、息子さんで、150匹の雌鳥と150匹の雄鶏がぶどう畑を自由に走り回ってい ます。
小麦粉以外は、全て0mの場所が仕入れ先だそうです。
レストランの入り口には、フォアグラ、パテなどのおいしそうな地元の製品たくさん販売しています。
こじんまりとしたレストランで、テーブルの数は、5つ。
すべてのお客さんの顔が見える人数しか受けないのだそうです。
鶏のリエットをのせた前菜。
メインも鶏。ファルシ(ひき肉とレバーの詰め物)がとっても美味しい。
これが、先ほど間の前を走り回っていた鶏と思うと。。。ちょっと、かわいそうだけど。それでも美味しいものは、 美味しい。
デザートは、フォアグラと、焼きリンゴ。
小麦粉以外は、全て0mの場所が仕入れ先、というこだわりレストラン。
世界のどこかで作られた材料を、世界のどこかの工場で加工した冷凍食品を食べるのが当たり前の今日。隣の生産者が作った材料と、目の前で飼育している素材を使っておもてなすレストランは貴重です。
Vincent Cuisinier de Campagne
19 rue de la Galottiere Bourgueil 37140 Ingrandes-de-Touraine,
+33 2 47 96 17 21
田舎料理人ヴァンサンとブルグイユのぶどう畑の中にぽつんと立つレストラン
2019-06-03
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