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めずらしいステンドグラスがあるという情報を聞いて、パリから日帰りで行ってきました、ロワール地方の小さな町、モンタルジ Montargis。
トランジリアン R線 (Transilien Ligne R)で、パリ・リヨン駅 Paris Gare de Lyon 発 モンタルジ Montargis行き、終点下車。パリからモンタルジまでは1時間40分ほどで到着なんですが、モンタルジはイル=ド=フランスではなくお隣のロワール地方の所属です。
モンタルジの街の教会。外観は他の街の教会と何もかわりません。
ステンドグラスは9世紀頃ヨーロッパで生まれた教会美術。「神は光である」という聖書の教えの元、ステンドグラスを通じて教会内に差し込む光を神と崇め、ステンドグラスには聖書のストーリーを再現したデザインが使われてきました。
そんな中、このモンタルジの教会にあるステンドグラスには、日本刀をもった武士、着物をきた女性、ちょんまげをゆった侍の姿が描かれています。そして一番左には頭部に光輪がさし高くあげた左手には十字架を掲げている聖人と思われる男性。
このステンドグラスは1870年トゥールを拠点に活躍していたステンドグラス技師アトリエロバン(l'atelier de vitraux Lobin de Tours)による製作で、宣教師フランシスコ・ザビエルが日本でキリスト教を布教しているシーンを再現したもの。
これまでヨーロッパを中心にたくさんのステンドグラスを見てきましたが、日本の風景が描かれた和風ステンドグラスは初めてみました。サムライステンドグラス!不思議ですね。
モンタルジはセーヌ川とロワール川を結ぶブリアール運河沿いにある街です。街中に川、運河が流れるのでいたるところに橋が架かっていて、観光局でもらった街の地図も、橋巡り観光マップになっていました。橋巡りをしていると街を一周できてしまいます。
運河沿いのカフェ。気持ちよさそうですね!
街中に大中小の橋がたくさん。
やっぱり水がある街ってそれだけで雰囲気いいですよね。
数ある橋の中でもひときわ美しさが際立つ橋を発見。この婉曲アーチ、見事な芸術品です。なんと、、あの、、パリのシンボルエッフェル塔を建設した、エッフェル氏が手がけたものでした!!
ブリアールの運河橋といえばブリアールという街にある運河橋を指すのだと思っていたのですが、このモンタルジにもブリアール運河が流れており、そこにエッフェル氏が手がけた橋がある。。[みゅう]マニアの方なら気がつきましたか?エッフェルが設計した別の運河橋にいくツアーはこちら!!!
パリ発
ロワールのいいとこ取り1日観光 昼食付 ~伝統陶器ジアン、AOPワインとチーズ、エッフェルの運河橋別名「鉄の貴婦人 La Grande Dame de fer」の名を持つパリのエッフェル塔の姿を彷彿させる、とても美しい橋です。ステンドグラス目当てできたけど、もうひとついい収穫がありました^^
(城)
サムライ和風ステンドグラス
2019-05-14
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