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『三銃士』の作者として有名なフランスの小説家、アレクサンドル・デュマ Alexandre Dumas (1802- 1870)が執筆活動の拠点として滞在したお城がパリ郊外にあります。その名も『モンテ・クリスト城』。
『三銃士 Les Trois Mousquetaires 』は、ルイ13世時代を背景に青年ダルタニアンと三銃士、アトス、ポルトス、アラミスの活躍を描いた物語で、映画やミュージカルでもおなじみですね!
アレクサンドル・デュマのもうひとつの代表作ともいえるのが『モンテ・クリスト伯 Le Comte de Monte-Cristo 』。邦題では『巌窟王』としても知られています。
アレクサンドル・デュマが執筆活動をしていた机や椅子の展示。彼の有名作品などが展示されています。
展示作品をみていたら、突如なにか大声で叫んでいる美女が現る・・
これはグループ見学の見世物のひとつで、アレクサンドル・デュマとその妻に扮した役者さんたちが当時のシーンを劇風に再現しています。まるで舞台を見ているようです!
見学者の中にいきなりはいってきていきなり劇をはじめるので最初は何なんだろこの人たち?となりました。。ほんと突然でビックリした^^;
三銃士のミニチュアの展示です。ファンにはたまらないですね。
これもまたファンにはたまらないかも。マリーアントワネットの首飾りレプリカ。パリ近郊ブルトゥイユ城でもみましたが、ここにも首飾りがあったなんて!アレクサンドル・デュマの作品のひとつ『王妃の首飾り』からきていますね。ベルばらファンも必見です。
庭園内にはイフ城と名づけられた別宅(内部見学不可)もあります。その名前は『モンテ・クリスト伯』の舞台としても知られる南仏のイフ島からきています。アレクサンドル・デュマファンの聖地ともいえるこのモンテ・クリスト城ですが、アレクサンドル・デュマを読んだことがない方でもここにきてアレクサンドル・デュマの世界に触れたら彼の作品を読んでみたくなりますよ。
Château de Monte-Cristo
Chemin du Haut des Ormes, 78560 Le Port-Marly(城)
小説家アレクサンドル・デュマの『モンテ・クリスト城』
2019-04-30
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