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パリの老舗画材店、セヌリエ(Sennelier)の創業は1887年。芸術の都パリの中でも、ルーブル美術館、オルセー美術館などがある芸術の聖地とも言える場所に店を構え、印象派の時代から現在まで、多くのアーティストを支え続けています。
こちらが、ピカソのために開発されたという、セヌリエオイルパステル(Pastels à l'huile "SENNELIER")。
1949年、パリの画家でピカソの友人でもあったアンリ(ヘンリー)・ゴエッツ(Henri Goetz)は、アンリ・セヌリエ(Henri Sennelier)に友人、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)のために、色あせやひび割れなく、油絵の具より使い勝手の良い、新しい絵の具開発を依頼しました。ピカソは、セヌリエの店に足繁く通い、彼らの共同研究により、セヌリエオイルパステルが誕生しました。
また、セヌリエの油絵具は、セザンヌ(Paul Cézanne)をはじめ、モネ(Claude Monet)、ゴーギャン(Paul Gauguin)、マティス(Henri Matisse)、ピカソ(Pablo Picasso)、モディリアーニ(Amedeo Modigliani)、シャガール(Marc Chagall)、などなど、偉大な画家たちから愛され、今もなお世界中のアーティストに使われています。
とても小さな店舗に天井から床まで、ぎっしりと画材が詰まっています。
たくさんの手法のためのあらゆる筆が並んでいます。
日本の画材も負けていません!トンボ(Tombow)のデュアルペン、ABTもこのラインナップ!
日本画の顔彩も海外でも大人気です。
な、なんと、御朱印帳?スケッチブックとして使うのでしょうか??
セヌリエ(Sennelier)
3 Quai Voltaire, 75007 Paris(桃)
芸術の街パリで、ピカソなど画家を支えた画材屋、「セヌリエ(Sennelier)」
2019-04-26
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