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木偏に、春とかいて、「椿」。
この漢字、どう読むか、知っていますか。
こたえは、↓
「つばき」です。
一年前にあることがきっかけで、小さな椿の苗木を頂きました。
『海底二万里』で有名な、ナント出身の小説家「ジュール・ヴェルヌ(JULES VERS)」という品種名が付いた、フランス産の椿です。
椿は、日本が原産なのですが、フランスをはじめ、ヨーロッパで結構人気があります。
フランスでは品種もたくさん作れています。
椿をヨーロッパに持ち帰ったのは、シュバイツアー博士で、フランスでは「カメリア」と呼ばれています。
その後、フランスの文豪、アレクサンドル・デュマが「椿姫」を書いたことで、ヨーロッパ中で人気の花になりました。
毎日、ちょっとづつ成長する様を眺めるのはとっても楽しいです。植物を育てても、いつも枯らしてしまうのですが、ほったらかしても、この椿はちゃんと成長してくれています。
椿ファンになって一年。椿愛好家としては、素人ですが、先日とてもうれしい出来事が。
初めてのお花をつけました。
小ぶりで、紅色の花で、おしべが黄色。
私の持つイメージそのもので、うれしかったです。
そして、翌日、夜中にたくさん風が吹いているな、と思っていましたが、ベランダをみてびっくり。
花がポトリと落ちてました(涙)。
たった一つきりの花だったのに。。。。
調べてみると、椿は、花弁が散るのではなく、がくの部分から花ごとポトリと落ちるのが特徴らしく、首がポトリと落ちるのを連想させることから、武家では育てなかった花なのだそうです。
同じ理由から、病院のお見舞いにもっていくの、タブーだそうで。。。
しかし、落ちたら、落ちたできれいなので、落椿(おちつばき)は、春の季語でもあるのだそうです。
折角ですから、お茶碗の中に入れ、浮かばせて、落椿をキッチンで楽しみました。
やっぱりお花って素敵!
渦
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2019-05-06
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