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フランスの最も美しい村の一つ、ノルマンディーのル・ベック・エルワン(Le Bec Hellouin)村から、あのフランスの文豪ヴィクトル・ユーゴー(Victor Hugo)をして、「フランスで最も美しい廃墟(la plus belle ruine de France)」と言わしめた、ジュミエージュ修道院へ車で向かいました。
距離的には遠くないはずなのに、グーグルマップが示す時間がやたら長く・・おかしいなと思ったら・・・
なんと、蛇行するセーヌ川の向こう岸に渡るため、車の渡し船、バック(Bac)に乗るという経路なのでした!一回の船の行き来に車8台ぐらい積載可能。
前の車に続いて、車で船に乗り込みます。 楽しい〜♪ 向こう岸に到着したら、進行方向のまま下船。
こちらが、フランスで最も美しい廃墟、ジュミエージュ修道院(Abbeye de Jumièges)。
ノルマンディのベネディクト派の最も古い修道院の一つで、聖フィリベール(Saint Philibert)により、654年に作られました。8世紀には1500人が居住する大修道院でしたが、侵略、破壊、再建を繰り返し、フランス革命後は石切場となってしまいました。今は、廃墟のまま保存されています。
屋根もなくなってしまったノートルダム教会部分。上を見上げていると、鳥がかすめて飛んでいきます。石灰岩の美しさは時代を超え変わらないですね。2つの塔の高さから、どれだけ荘厳だったか想像はたやすいです。
こちらは18世紀、最後に建てられたもの。パン屋だったそう。隣の木のヤドリギがすごい!!完全に宿られてます。。
チャペル部分はすっかりなくなって、土台がかすかに残っているのみですが、光を浴びて立つ姿はりりしいです。確かに、美しい廃墟です!そして、廃墟となった今、頭の中で、教会を組み立てていくとぞくぞくしますね!
入り口近くの郵便局の看板がとっても可愛い♪
アクセスは悪いですが、廃墟好きの方にはおすすめです。
ジュミエージュ修道院(Abbeye de Jumièges)
24 Rue Guillaume le Conquérant, 76480 Jumièges
ノルマンディ地域圏セーヌ=マリティーム(Seine-Maritime)県(桃)
車の渡し船に乗り、「フランスで最も美しい廃墟」、ジュミエージュ修道院へ
2019-04-11
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