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先週はお盆でしたが、日本ではお墓参りに行かれた方も少なくないでしょう。
ということで、行って来ましたお墓参り@パリ。
場所はペール・ラシェーズ墓地。パリ東部20区にあります。こちらの墓地は数多くの偉人が眠っていることで知られています。 特に有名な人として、作曲家ではショパン、ロッシーニ。作家ではモリエール、コレット、オスカーワイルド。歌手ではエディット・ピアフ、ジム・モリソンがいます。
こちらはフランス人女性作家コレットのお墓です。
続いてショパンのお墓です。墓石の上の彫刻がショパンの美しい調べを象徴しているかのようです。『別れの曲』を聞きながら晩秋にお参りするとロマンチックかもしれません。
こちらはフランスを代表する歌手エディット・ピアフ。47歳にして亡くなった、波乱万丈の人生かつ愛に生きた彼女にはバラがとっても似合います。ここではやはり『ラ・ヴィ・アン・ローズ』もしくは『愛の讃歌』でしょうか。
そして、数々の名言格言で有名なオスカー・ワイルド。以前は、墓石がファンのキスマークで埋め尽くされておりましたが、すっかり落とされて、ガラスで囲いができていました。
ともするとオスカー・ワイルドは芸術至上主義を謳っていたということで、この墓地に眠る最もふさわしい芸術家の一人なのかもしれません。
こちらの墓地、まさに芸術の都パリを具象化しているようで多くの芸術家のお墓があります。そして、敷地が広大な上、道が複雑に入り組んでいるところがあるので、是非地図を用意して行かれることをお勧めします。
Cimetière du Père Lachaise
住所 16, rue du Repos 75020 Paris
最寄り駅 地下鉄②,③号線Père Lachaise
こちらの地図が便利です。
http://www.paris.fr/portail/viewmultimediadocument?multimediadocument-id=30542
(桜)
芸術家の眠る町パリ
2013-08-20
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