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パリから南西に約70kmの地にあるマントノン城は、
ルイ14世の寵姫マントノン夫人の館として知られています。 マントノン夫人は、
ルイ14世が寵愛した数多くの女性の中でも国王が晩年に愛し、 秘密裡に結婚していたであろうとされた夫人。 マントノン夫人は、 ルイ14世の寵姫の一人モンテスパン夫人と国王の庶子たちの養育 係りとして女官を務め、その功績で得た多額の報酬で、 マントノンの地で売りに出されていた城館を購入しました。 そのために後日マントノン侯爵夫人と呼ばれるようになっています。 マントノン城は、16世紀の財務官ジャン・コトーが築いたルネッサンス様式の城館を基盤にマントノン夫人が 城、敷地を購入したのちに、ルイ14世のお抱え庭園設計家ル・ ノートルと軍事建築家ヴォーバンが改築しています。 広大な庭園には、水道橋の遺跡なども残っており、美しい庭園、 城館と遺跡のコントラストも美しい。 (城)
ルイ14世の寵姫マントノン夫人の城館
2018-08-28
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