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ニース北部、シミエの丘には、オリーヴの木に囲まれて佇む17世紀の赤い邸宅があります。ここは画家マティスが晩年を過ごした場所で、1963年よりマティス美術館として一般に公開されています。
マティス(Henri Matisse)は1869年にフランスの北部、カトー・カンブレ生まれ。21歳の時に病気をし、病床で気晴らしに始めた絵に夢中になったのが、画家を志したきっかけだったそうです。
パリを拠点にしていたマティスでしたが、1916年に初めてニースに滞在してからは定期的に南仏を訪れるようになります。1938年からは本格的に住居を移し、1954年に没したのもこの地でした。
油彩画、下絵として描かれたデッサン画、彫刻、オブジェなどが展示されています。年代別に、画家の作風の変遷を辿ることができるように紹介されています。
在りし日のマティス。
マティスの教会、 ロザリオ礼拝堂のモチーフやデッサンなどの展示があり、ロザリオ礼拝堂を訪れる前、または後に、マティス美術館に行くとどちらも感動ひとしおです!!
礼拝堂の可愛い模型もあります。そのまんまなので、超感動★
南仏らしい色やモチーフの絵もたくさん★
外観の色、周りのオリーブ畑もとっても素敵な美術館です。
マティス美術館 (Musée Matisse de Nice)
164 Avenue des Arènes de Cimiez, 06000 Nice
11時〜18時 火曜休館(桃)
ニースの高台、オリーブ林に囲まれたマティス美術館♪
2018-03-30
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