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    1月のお菓子 「ガレット・デ・ロワ」


    2013-01-12

  • クリスマスが終わり、新しい年を迎えると、「ガレット・デ・ロワ

    (王様のガレット)」というお菓子が、町中にあふれだします。

    最近では、このお菓子、日本でもみかけるようになったそうですが、

    こちらフランスでは東方の三博士の来訪を記念する、エピファニー

    (主顕節)といわれる、キリスト教祝日に由来したもの。

    移動祭日なので、毎年日にちは変わりますが、今年は1月6日。

    フランスではこの日、このお菓子を食べる習慣があるのです。

     

    町中のパティスリーでも、                       

       

    有名なチョコレート屋さんの、ショーウインドーでも、

     

    スーパーのパン売り場でも、山積み。

        

    パリから少し離れた、田舎の町でのパティスリーでは、

    こんな大きなものまで、、、!

     

    とにかく町中、「ガレット・デ・ロワ」でいっぱい。

    このお菓子、エピファニーの祝日だけでなく、1月いっぱいまで、

    フランスでは食べられます。

    家族や友人で食べたり、または会社でいただいたり、とにかく人の集まる

    機会があれば、何度でも!

     

    これはある日の私のデスク。

    ランチ休憩から戻ってきたら、机の上に、「ガレット・デ・ロワ」が、、、。

    きっと、誰かが配ってくれたのですね。ちょうど良い3時のおやつにもなります。

    もしお家にあまっていれば、翌日の朝食に、温めて食べるのも、

    フランス人のお気に入り。

     

    ちなみにこのお菓子、大きなケーキの中に1つだけ、小さな陶器の人形が

    入っていて、切り分けられた自分のピースに、それが入っていれば、

    「当たり」。

    紙の王冠をかぶらせてもらって、みんなから祝福され、しかも幸運はその年1年

    続くのだそうです。

     

    皆様も召し上がる機会があれば、是非「当たり」を引いて、今年1年、

    たくさん良いことのある、素晴らしい年になりますように!(英)


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