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フランスで美術史に残る有名な日本人芸術家、といってすぐにフランス人の頭に浮かぶのはFOUJITAです。(HOKUSAIという人もいるかもですが。。。)
その藤田晩年の作品に、彼が80歳の時に完成させたフジタ礼拝堂があります。礼拝堂の内壁はフジタのフレスコ画によって飾られています。
フレスコ画とは、壁に漆喰を塗り、その漆喰が乾ききらないうちに素早く水彩で描いていく技法です。「フレスコ」とは英語の「フレッシュ」という言葉と同じ語源ですが、漆喰がフレッシュなうちに書くので、フレスコというのですね。
藤田は高齢にもかかわらず、1日10時間以上壁と向かい合ったといわれています。
その渾身の礼拝堂の内部は、今まで撮影が禁止されていましたが、今現在撮影可能になりました!
藤田は自画像を構図の中に入れています。白髪のおかっぱ頭はフジタその人です。
祭壇正面。後ろには、聖母子とそれを祝福する女性と子供たち。上部には、父なる神とそれぞれを象徴した動物たちで示された福音記者たちが描かれています。
素晴らしい感動を写真に納めてはいかがでしょうか。
※撮影可能なのは、フレスコ画のみで、ステンドグラスは未だ撮影が禁止されています。
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パリ発
シャンパン農家で昼食 世界遺産ランスとモエ・エ・シャンドンのシャンパンセラー1日観光そのそも藤田の専門は油絵ですが、フレスコ画という全く別様の技術をどこで習得したのでしょうか。
パリ郊外にあるフジタのアトリエです。この絵を描くため、フレスコ画の練習がアトリエの壁に描かれています。
↓これは過去のブログ
こちらは残念ながら、いまだ撮影禁止。フジタファンなら、どちらもぜひ訪れたい場所です。
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パリ発
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2017-08-06
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