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夏の風物詩といえば、 花火大会、 夏祭り、 盆踊りを 思い起こしますが
フランスでは 自転車の過酷な大会 ツールドフランス かも知れません。
今年は お隣の国 ドイツ デユッセルドルフを スタートしました。
サッカーのワールドカップ、 オリンピックに匹敵するスポーツの祭典と言われているのも決して誇張ではありません。 連日 コースとなる沿道には、 人 人 人。テレビ、 ラジオでの中継に夢中になる人々、 お目当ての選手、 チームの動向に一喜一憂する人々、 レースの駆け引き等、 ゴールは毎日 興奮の渦です。
そんな中、 シャンパーニュ地方の トロワ市で ツールドフランスに遭遇。シャンパンのコルクの形をした古い町並みの中央部には水路があり、 水面からツールドフランスのモノクロ写真パネルが顔を出しています。
木組みの典型的な建物、 水路の緑に良く映え、 駐車している白のライトバンには ツールドフランスのロゴが、 そして 市の観光局建物前には 歓迎のオレンジ色アーチが。
コースの横には 大きな自転車のオブジェに黄色の噴水が重なっています。
ゴール1KM 手前には VITTEL の広告塔が立っていました。
さて、 ここで ツールドフランスの もうひとつの楽しみ方を紹介しましょう。まず、 炎天下、 用意するものは? 帽子、 サングラス、 ペットボトル。 日陰を探して芝の上に ござ ( ただ場所を取れないので 解体した段ボールで代用している人も)レース自体は 先回りしたり、 必死で追っかけをしない限り、 定点で待っていたのでは本当に一瞬で過ぎ去っていきます。 そのためでしょうか、 選手たちが通過する数時間前から、 スポンサーや 各チームの移動車両が キャラバン隊となり、 家族連れの観戦客を楽しませてくれます。
そして、 走行中のスポンサー車両からは、 忍者の手裏剣のように、 様々なグッズを沿道の人たちの輪に次々と投げ込んで去っていきます。 さながら ニースのカーニバル花のパレードで ミモザの花をスタンドに向けて投げる美女のように。
もちろん、 醜い奪い合いにもなりますが、 そこは 子供連れ優先に、 何とか収まります。
私の戦利品の一部を紹介すると。。。
ツールドフランスと共に 暑い夏は続きます。
= 友 =
ツールドフランス / もうひとつの楽しみ方 トロワ編
2017-07-17
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