モネが連作を描いた、ルーアン大聖堂 みゅうパリ ブログ記事ページ

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    モネが連作を描いた、ルーアン大聖堂


    2017-05-24

  • ノルマンディー地方の古都ルーアン。ルーアンといえば、印象派の巨匠クロード・モネが手がけた代表作品のひとつ「ルーアン大聖堂の連作」を思い出す人も多いのではないでしょうか。

     

     

    フランス・ゴシック最高建築のひとつルーアンのノートルダム大聖堂。「石のレース」と賞賛される西側ファサードは複雑で繊細な装飾が施され、とりわけフランボワイヤン・ゴシックという建築様式が取り入れられています。フランボワイヤン・ゴシックとは、炎が燃えさかるような曲線を思わせる装飾で、主に窓の装飾、飾り格子に用いられています。華麗な曲線が見事に表現されています。

     

     

    モネはこの大聖堂の正面ファサードを被写体とし、対象にあたる陽光と、陰影によってもたらされる変化を描きました。キャンバスを複数並べ、太陽の動きとともに画家自身も移動して制作したといわれています。連作という手法を通して、時間とともに変化する光、影、天候によって異なる顔をみせる大聖堂を30点以上写し続けました。

     

    モネがこの連作制作のために借りていたとされるアトリエは、大聖堂の真向かい、現在の観光案内所の2階部分。↓↓

     

    観光局の2階、一般公開はしていないのですが・・・今回特別に見学させていただきました!!!

     

    これがまさに、モネが見た、アトリエの窓から撮った大聖堂の写真です。

     

    モエが実際にみていた大聖堂。心に響きますね。 

     

     

    大聖堂、しばらく改修工事が行われていましたが、工事はほぼ終了し、ファサードはキレイな白色に蘇っています。

     

    ルーアンは、ジャンヌ・ダルクが火刑にあった広場に建てられた「ジャンヌ・ダルク教会」、旧市街の目抜き通りにあるルネサンス様式の大時計、印象派のコレクションが充実したルーアン美術館など、他にも見どころたくさんです! 

     

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    (城)


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