ミシュラン3つ星シェフ ヤニック・アレノが作ったパリのビストロ みゅうパリ ブログ記事ページ

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    ミシュラン3つ星シェフ ヤニック・アレノが作ったパリのビストロ


    2017-02-19

  • ヤニック・アレノ(Yannick Alléno)といえば、サヴォワ地方のクールシュヴェルの高級ホテルCheval Blanc内のレストランLE 1945で2017年華々しく3つ星を獲得した話題の料理人です。2017で新たに3つ星を獲得したのは彼のみ。さらに、フランス国内で2つの3つ星を持っているシェフも彼のみ。文字通り、今最も輝いているシェフかもしれません。

    ヤニック・アレノはパリ郊外ピュトーでビストロを経営する家族に生まれました。小さいころから料理に対する情熱を見せ、料理専門コースがある高校に進みます。コースは主席で卒業。ホテル・ルテシアでパティシエの見習いとしてキャリアをスタートさせました。その後は、料理界のエリートコースを進みます。1987年からは、ロワイヤル・モンソーホテルにてコック見習い。セーブルのソフィテルホテルで二番手、その後ムーリスで部門長、ドローアンにて副シェフなどを務めます。若干35歳でムーリスに戻り、シェフ。74人のスタッフを仕切っていました。36歳で2つ星、40歳で3つ星を獲得します。いわゆる、星の取り方を知っている男です。

    そんな男が作ったビストロが、テロワール・パリジャン。

    訳せば、パリの土壌。ヤニック・アレノもまさに、このパリの土壌が生んだシェフですが、彼によればパリの土壌は今や絶滅寸前だとか。どんどん削減されているパリ近郊で作られる食材の数々。彼はそれらを救うために立ち上がります。パリがあるイルドフランス地方の生産者にあい、食材を探し、特有のレシピを集めます。このようにして猫の額ほどしか残っていないポントワーズのキャベツ、アルジョントイユのアスパラ、ガティネのサフランなどに出会います。

    4年の歳月を経て探求した食材をつかって出すのが、このビストロ。この店名「パリの土壌」というのは、まさにシェフが追い求めたコンセプトそのものです。

    チキンローストとジャガイモ

    サーロインステーキは、自家製フライドポテトと。

    人気のデザートは、フレンチトーストとバニラアイス。

    お皿からはみ出すほどの大きさ。ぜひシェアーを。

     

    le terroir parisien

    20 Rue Saint-Victor, 75005 Paris

    01 44 31 54 54


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