ブルターニュ地方、ゲランド天然塩を手塩にかけて採ったど〜★ みゅうパリ ブログ記事ページ

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    ブルターニュ地方、ゲランド天然塩を手塩にかけて採ったど〜★


    2017-02-04

  • フランスで買って帰りたいお土産の中でも、持ち運びしやすく、腐らず、好き嫌いなし、の三拍子揃った天然塩。一番有名なのが、ゲランドの塩です。

    ゲランド(Guérande)塩田はフランス西海岸、ブルターニュ地方にあります。太陽と風、粘土の地層を活かした構造を持つ塩田で、機械をほとんど使わない伝統的な手法で塩職人により生産されています。その歴史は9世紀頃からと言われており、ブルボン王朝時代から今日に至るまで、 フランス料理の名シェフたちから高い評価を受け続けています。

     

    塩田を航空写真で撮ったものがポスターになっていました。なんて美しい!!

     

    塩の生産は、天気が良く日照時間の長い夏季です。塩田に海水は入っていますが、生産自体はされていない状態です。

     

    広大な塩田。海水がゆっくりと迷路のような水路を辿って行く間に、水分が徐々に蒸発していきます。奥の方に見える、丸っこいエリアで、塩職人が塩を集めます。

     

    ゲランド塩田見学ツアーの担当のお姉さんが、フルール・ド・セル(Fleur de sel, 塩の花)を集める器具を使ってデモンストレーションをしてくれました。この器具で水面に浮かぶ白い塩の花を薄〜くすくっていくんです。腕がプルプルしそうですね。

     

    塩田に育つサリコルヌ(Salicorne) を全員に配ってくれましたので味見これは、塩田や塩分を含んだ湿地に生える植物で、中に塩を蓄積しているため、しょっぱいんです。

     

    そして、見学ツアーの中頃で、全員の手に塩田の水を少しづつ頂き、それを太陽と風の力を借りて、水分を飛ばしていくんです。ツアー終盤頃には、私にも手塩にかけたゲランドの塩が採れました!!達成感

     

    塩田ツアーの他に、建物の中には塩とその生産の歴史の展示、また、サイズや様々な種類の塩のお土産が豊富に揃っています。ついつい買いすぎちゃいます。

     

    TERRE DE SEL (テール・ド・セル)
    Pradel, Route des Marais, 44350 Guérande
    +33 2 40 62 08 80

    毎日10:00-13:00、14:00-17:30
    7、8月は、09:30–19:30

    (桃)

     


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