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スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラにいたる巡礼路、ル ピュイ アン ヴレイ(Le Puy-en-Velay)は、巡礼路の出発地のひとつとして世界遺産に登録されています。
ル ピュイ アン ヴレイは、フランスでの聖母マリア信仰の巡礼地として古くから栄え、重要な役割を果たしてきました。
現在でもル ピュイ アン ヴレイを訪れる巡礼者はあとをたたず、巡礼のシンボルであるホタテ貝の貝殻をバックパックや杖にさげている巡礼者たちが街を歩いています。
溶岩石からつくられた「黒い聖母像」をまつるノートルダム大聖堂。
スペインへの巡礼路出発点としてしてだけではなく、この聖母像を目指してたくさんの巡礼者がフランス中からやってきたそうです。
大聖堂のからみたル ピュイ アン ヴレイの街並み。
中世にタイムフリップしたような、美しい街並みが広がります。
ル ピュイ アン ヴレイはレース産業でも有名で、レース製品のお土産やさんが多く見られます。
このル ピュイ アン ヴレイ、交通の便が非常に悪く、一般旅行者はサンテティエンヌかクレルモンフェランから乗り換えて行くのがよいと思います。列車の本数も少ないので、注意です。
Le Puy-en-Velay
http://www.lepuyenvelay.fr/
(秋)
ル ピュイ アン ヴレイ(Le Puy-en-Velay)の黒い聖母像
2013-04-22
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