パリのシャンソニエといえばココ!「オーラパンアジル」 みゅうパリ ブログ記事ページ

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    パリのシャンソニエといえばココ!「オーラパンアジル」


    2016-09-25

  • モンマルトルの老舗シャンソニエといえば、もうここしかありません。「オーラパンアジル」です。1950年代からの古き良き時代のフランスの歌謡曲から、歌い手たちのオリジナル作品、民謡、童謡までフランスのエッセンスがぎっしり詰まった濃密な時間を過ごすことができます。

    モンマルトル美術館のブログでも紹介していますので、ぜひご覧ください。

     

    開場は、9時から。食事をとることはできませんので、近くのレストランで腹ごしらえをしてからのほうがいいですね。開演の9時に合わせなくても、それ以降も入場することができますので、ゆっくり夕食をとってから繰り出すのも、「あり」です。

    入場料は、ワンドリンク制で大人28ユーロ。

    ピアノの生演奏がながれるなかで、ドリンクを飲みながら待っていると、フランス人たちがぞろぞろと入ってきて、真ん中のテーブルに座ります。そして、いきなり合唱が始まる!

    歌手たちは、マイクなし。音響装置も一切なし。伴奏のピアノに合わせて、地声のみで歌います。50m2ほどの机がならんだ部屋には、歌手たちの声が響き渡ります。マイクなしなのに、声量の大きさと言ったら!鳥肌が立ちました。

    みんなが知っている曲なのでしょう、居合わせたフランス人たちも、同じく合唱。歌い手たちも、その場を盛り上げながらお客さんに「歌詞がわからなくても、ララララー♪でいいんだよ!」と合唱するようにあおります。

    フランス語がわからなくても、十分その場の雰囲気を楽しむことができます。

    しかし、フランス語がわかったり、わからなくても定番シャンソンを知っていれば数倍面白いのは当然。ということで、オーラパンアジルの予習編。

    どんなシャンソンを予習していけばいいのでしょうか。当日のレパートリーが違う可能性もありますが、このあたりが定番です。同じ歌手の周辺もカバーしておくといいかもしれません。

    ジョー・ダッサン『レ シャンゼリゼ』
    誰でもが知っているサビの「オーシャンゼリゼ」はあまりにも有名。サビの部分を全部歌えるようになりましょう。

    ジョルジュ・ブラッサンス『ブラボー・マルゴ』
    個人的に大好きなブラッサンス。『フェルナンド』をはじめ名曲ばかりですが、私が行ったときに歌われていたのは『ブラボー・マルゴ』でした。歌の意味が分かっていると、より楽しめます。

    バルバラ『ディ、カン レヴィアンドラ チュ』
    モンマルトルで散策した方は、バルバラの胸像も見たはず。「あなたいつ戻ってくるの?過ぎ去った時間は帰ってこないのよ」と歌う美しいバルバラの声が生で再現されます。歌詞のフランス語も簡単なので、フランス語勉強している方は訳に挑戦してみましょう。

    ジャック・ブレル『アムステルダム』
    ジャック・ブレルの名曲と言ったら、これでしょう。

    エディット・ピアフ『パダン・パダン』
    パダン、パダンのサビの部分は聞いたことがあるはず。これも、サビの部分は歌えるようになっておきたい。

    Lucienne Delyle 『モン アマン ドゥ サンジャン』
    定番中の定番。メトロのアコーディオン引きの定番レパートリーの一つでもあります。「コモン ヌ パ ぺルドロ ラ テット…」のサビ部分は、歌えるようになって、ラパンアジルで合唱!

    素晴らしい曲ばかり。

    フランスの名曲を(再)発見するのにも最良の場所です。

     

    (渦)

    Lapin Agile

    22 Rue des Saules, 75018 Paris

    9時から25時まで

    月曜休み

     


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