フランスのことわざ切手 問題編 みゅうパリ ブログ記事ページ

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    フランスのことわざ切手 問題編


    2016-08-14

  • メール、LINE、さまざまなツールによって世界が近くなった現在、それでも手紙、絵ハガキをもらうと格別な喜びがあります。絵ハガキを出した後、「手紙出したからね」とメールすることもあります。何のために手紙を出すのだろうか、とも思いますが、手紙は伝達手段だけでなく、一つの贈り物なのだ、ということかもしれません。

    さて、せっかく切手を貼って出すのであれば、通常の「マリアンヌ」で出すよりも、もっとオリジナルな切手を使いたいですよね。ちなみに、マリアンヌは、共和国の象徴となっている女性で、ドラクロワの『民衆を導く自由』の真ん中の女性がモデルになっています。

    そんなわけで、郵便局にいって切手を買うときは、必ず「コレクション用の切手」を買っています。料金は変わりません。フランスの観光地シリーズなどがあるのですが、今回のコレクションは、かなり「KAWAII!」。(いまや「かわいい!」はフランスでも通じる、世界語です!)

     

    イラストレーターは、Emmanuelle Houdartさん。子供向けの絵本などで活躍されているパリ在住のアーティストです。

    切手は大体、このような折り畳み式のシートで、それぞれの切手がシールになっています。今回は、絵柄がそれぞれフランスの動物を使ったことわざになっています。

     

    「カモの寒さ」→「非常に寒い」
    フランスでは、狩猟は秋から解禁されるが、カモが出やすい時期は寒い時期が多いことから。なかなかいいコートを着ています。

    「小鳥の食欲を持つ」→「小食である」

    「クジラのように笑う」→「大笑いをする」
    この辺はわかりやすいですね。

    「猫に舌を差し出す」→「さじを投げる」
    もともとは、「猫に舌を投げる」と言ったらしい。いらなくなった食べ物を犬に放る、というところからきているそうで、舌は、人間の言葉をつかさどる器官なので、「舌を放る」は、「思考放棄」という意味になり、全体で、あきらめる、という意味になります。なぜ犬が猫に変わったのか、というのは不明で、「猫のほうがかわいいから!」という説があります。私は、両方好きです。聞いてないか。

     

    それでは、ここからは、読者のみなさんにそれぞれどのような意味なのか考えていただきましょう。

     

    「ボーリングピンのなかの犬のように」→「????」

    「雄牛を角で捕まえる」→「????」

    「贖罪のヤギになる」→「????」

    「鶴の足をする」→「????」

     

     

    「クジャクのように誇る」→「????」

    「夜の蜘蛛、希望」→「????」

    「豚にジャムを与える」→「????」

    「ウサギを置く」→「????」

     

    さて、いくつわかりますか。

    イラストにも、ヒントが隠されているので、ぜひ考えてみてください。

     

     

    答え合わせはこちら。

    フランスのことわざ切手 解答編

     

    (渦)


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