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10月9日、10日、11日、モンマルトルのぶどう畑では収穫祭が行われました。
到着すると、屋台がやっており、とても賑やかで、お祭りムード!
フランス各地方の文化や名産品を紹介するため、多くのスタンドが立っていました。
これは、生ハムが有名なバスク地方。スペインとフランスの国境に位置する地域です。
ベレー帽が有名なところなので、店員さんももちろんベレー帽をかぶります。
ブルターニュ地方は、海の幸、カキで参戦!
ほか、伝統芸能を紹介するパレードも行われ、サクレクール寺院の周辺一帯は3日間の間、大変な人出で賑わいます。
モンマルトルの丘は、今は1200万人が訪れる大観光地ですがかつては修道院があり、修道院管理のぶどう畑が丘一面に広がっていました。その後の都市整備で、農村だったモンマルトル界隈も開発され、いまではその面影が残っていませんが、サクレクール聖堂の裏をラマルク・コーランクールの駅に向かって下っていくと、今日も残るブドウ畑があります。管理しているのは、パリ市。
ワイン売り上げ金は、社会福祉に使われます。これは、2014年物で、1092本、通し番号入りでビン詰め。ロゼのみですが、通常のハーフサイズに近い50clのボトルのみが販売されています。これで、1本50ユーロ。試飲は、特別グラス付きで7,5ユーロ。
グラスは、プレゼントとしてもらえます。グラスのみは、5ユーロで売っています。
ぶどうの種類(セパージュ)は、ガメ、ピノ ノワール、ソービニオン、シャルドネ。毎年、この4種。この所、ずっとロゼを造って来ましたが、2015年のぶどうは、当たり年なので、来年は、赤とロゼの両方を予定しているそうです。
醸造は、誰も知らないパリ18区の醸造所でやっているそうです。
今年、新しくぶどうプレス機を購入したそうで、来年は、ワインをプレスする時のジュースの量にも無駄が無くなり、本数が増えるかも、、、、との事でした。味わいは、ガメが多めの感じのフレッシュなフルテイー。ほんのり、赤いフルーツのアロマがあります。
来年も、10月の第2週の週末にパリにいるのであれば、モンマルトルに集合です!
(前)
パリにも実はぶどう畑が!モンマルトルぶどう収穫祭
2015-10-26
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