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9月19日、20日はヨーロッパ文化遺産の日でした!
この日は、非公開の文化財が特別に公開されたり、美術館などの入場料が無料になったりと、非常にありがたい祝日なのです。
モンサンミッシェルの修道院では、礼拝堂(La chapelle Notre-Dame sous terre)が一般公開されました。
この礼拝堂は、修道院に残る建築物では一番古く、10世紀の初頭に建てられました。
なんと、オベール司教が708年に建築した最初の聖堂があった場所に建てられています。
中に入ると、ロマネスク建築の特徴である、半円アーチとかまぼこ型の天井が、1000年前にタイムスリップさせてくれます。小さな祭壇が二つありました。
一つは大天使ミカエル、もう一つは聖母マリアのためです。
当時、祭壇には大天使ミカエルの聖遺物が置かれていたと言われています。
(大天使ミカエルの聖遺物は、ミカエルのマントの切れ端または翼の一部と、ミカエルが立っていた場所の小石と伝わっていますが、残念ながら現在は紛失しています。)
大天使ミカエルの絵も見つけました!中世の面影が残るミカエルです。
出口はちょうど修道院のテラス下にある階段に出ます。
今年、この礼拝堂を見れた方はかなりラッキーです!
残念ながら見れなかった方は、来年のヨーロッパ文化遺産の日を狙って、是非フランスに来て下さい!
みゅうのモンサンミッシェル ガイド付きプランで参加頂ければ、モンサンミッシェルへの理解が深まり、思い出になること間違いなしです。皆様のご参加お待ちしております!
JY
モンサンミッシェルの開かずの礼拝堂
2015-09-25
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