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パリの街中を歩いていると、灰色の電気自動車をよく見かけます。
この車の正体は、カーシェアリングサービスのAutolib(オートリブ)です。
会員に登録すると、いつでも車を利用、そして好きなステーションで乗り捨てすることができます。
観光客にも人気のレンタサイクル Velib(ヴェリブ)の自動車版といったところでしょうか。
オートリブの登録は、ステーションにある無人のキオスクで行います。
中にある機械でフランス語又は英語のオペレーターと会話をし、免許証などの必要書類やクレジットカードを機械でスキャン。
口頭でメールアドレスや電話番号を伝え、会員カードを発行します。
こちらがオートリブの会員カード。
雨に濡れて少しシワシワですが(笑)
登録を済ませると、機械の下から出てきます。
車を利用する際は、ステーションにあるタッチパネルにカードをタッチ。
画面に表示された番号の車を使うことができます。
登録後、早速車に乗り込みドライブへ。
今回はレピュブリックを出発し、オペラ座やルーブルを経由して、最終的にはシャトレ周辺を目指しました。
こちらは停車中の写真ですが、インパネ周りはすっきりしていて、シートポジションも高めなので、非常に運転がしやすいです。
交通量が多いため、左ハンドル&右車線も個人的には問題なし。
回生ブレーキ(電気自動車特有のエンジンブレーキみたいなもの)はそこまで気になりませんでした。
オートリブのナビがこちら。
ステーションと空き台数が表示されているので、乗り捨ての際は、目的地の近くで空いているステーションを探します。
空きがあるステーションに車を停めたら、充電コードを車に繋げ、カードをタッチすれば乗り捨て完了です。
利用料金はクレジットカードより決済され、登録されたメールアドレスに明細が届きます。
ちなみにこの日は62分間利用して、料金は18.60ユーロでした。
パリにはメトロやバスがたくさんあるので、利用頻度は少ないと思いますが、この日のように雨の時や、荷物がたくさんある時などは、非常に便利なサービスだと思います。
日本人でもパスポート、日本の免許証、国際免許証、クレジットカードがあれば利用することができるので、興味がある方はいかがでしょうか。
料金やステーションの場所などは、ホームページに情報が載っています。
レンタカーより気軽に使えるので、オススメです。
JY
Autolibでパリをドライブ!
2015-09-23
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