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2月21日、土曜日、136年ぶりにモンサンミッシェルが完全に海に囲まれ、孤島になりました。(記録によると、前回孤島になったのは、1879年でした!)
この姿を見られるのは、一年の中でももっとも潮が高くなる「大潮」の時期の1日に2回ある時間帯に限られます。
19世紀の終わり、大量の観光客を受け入れるため、常に行き来を可能にする道路と大型駐車場が島のふもとに作られました。しかし、その道路と駐車場は満潮の際に運ばれた砂を堆積させることになり、モンサミッシェルは陸とつながり、最終的には砂に埋まってしまうと危惧されていました。
その問題を解決するために駐車場と道路は壊され、それにかわって橋が建設されました。橋の下を潮が通ることで、堆積した砂を干潮のときに海に戻すのが狙いです。
今年2015年の初旬、橋は完成し、はじめての大潮がやってきました。
専門家の予想通り、大潮がもっとも高くなった瞬間モンサンミッシェルは中世以来私たちにみせていた海に浮かぶ孤島の姿を見せました。
大潮は、3月下旬までつづきます。しかし、大潮がもっとも高くなるのは、日によって違います。この姿を見られたいかたはモンサンミッシェルの滞在時間がたっぷりある一泊コースでいらっしゃってください。
渦
パリ発
【1泊2日(ホテル別)】 モデル・プラン プレミアム・モンサンミッシェルツアー デラックスバス利用、昼夕食付き
中世の姿を取り戻した海に浮かぶ孤島、モンサンミッシェル
2015-02-23
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