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フランスでおいしく楽しめるのは、何もフランス料理だけではありません。
過去には多くの植民地を持ち、今でも様々な、異なった文化の人々が集まってきて
暮らしているフランス、
そのおかげで、特にパリでは、世界中の様々な料理が楽しめるのです。
今日ご紹介するのは、couscous クスクス。
とてもかわいい名前のこの料理、もともと北アフリカや中東にかけての地域で
発祥した料理ですが、今やフランスでは、国民食?といってもよいくらい、
みんな頻繁に食べています。
一皿ずつ盛って出してくるレストランもありますが、大勢で行って取り分けながら
食べるのも、楽しいのです。
全部テーブルに運ばれてきたら、さあ、はじめましょう!
まず、デュラム小麦粉から作られた粒状のスムールに、チキンや羊・メルゲーズと呼ばれる
ちょっと辛いソーセージなどを取り分け。
それに、ひよこ豆やレーズン、アリッサ(唐辛子のペースト)などなど
お好みでのせて、
人参・かぶ・ズッキーニなどの、野菜がたっぷりと入ったスープをかけます。
さあ、出来上がり!
フランスにいながら、異文化を味わえる一皿、
それでいて、この料理はすでに、フランスの一部なのです。
皆様も、フランスにいらした際は、是非試してみて下さいね。
(英)
フランスで味わうエスニックフード 「couscous (クスクス)」
2013-02-16
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