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パリには複数の墓地がありますが、この日はモンパルナス墓地に行って来ました!
1824年に設置され、サルトルやボーヴォワールをはじめとする国を代表する偉人達が眠っています。
今回はゲテ駅で下車。少し歩くと、墓地への門があります。(写真上)
中はとっても静かで緑が豊か!日曜日だったということもあり、犬を連れて散歩をする人やジョギングする人を目にしました。どうやら、地元の人の散歩コースにもなっているようです。
日本ではお墓の隣に住むのを嫌がる傾向にありますが、その話をフランス人にしたら「どうして嫌なの?死者が守ってくれるみたいで、むしろ心強いじゃない!」と言われました。う~ん、そういう考え方もあるのですね(笑)。
墓地内にはこのような看板があり、どこに著名人のお墓があるのか一目でわかるようになっています。また、入り口付近の事務所では地図をもらうことも可能です。一つ一つの墓石を注意深く見るとあっという間に時間が経ってしまうので、地図であらかじめ目星をつけておくのがオススメです。
私も行きたい方向とは反対方面に歩いていたようで、1時間経ってようやく間違いに気づきました。
中央には円形状のモニュメントがあり、その周りを緑が囲んでいます。
墓地の中は、とにかく広い!小道も多いので、通りの名前がこのように書いてあります。
私は個人的に、死んだらこの世で得た物質的なものは何一つ持っていけないことを思うと、そんなに豪華な墓石や葬式をしたいとは思わないのですが、大きいお墓や豪華絢爛な装飾のついたお墓を好む人がいるのは、権力や生きた証を残したいという思いからなのでしょうか。それとも、残された家族のなぐさめになるからでしょうか。両方が入り混じった、なんともほろ苦いものなのかもしれませんね。
西洋のお墓というと、土葬ということで横に長いものをイメージするかと思いますが、こんな形のものもあるのです!(写真下参照)
個人的に一番見たかったサルトルのお墓が ↓こちら↓
このお墓に訪れた多くの人が、このようにメトロのチケットやお花などを置いていっていました。
よくみてみると、墓石には大量のキスマーク!!
亡くなってからもこんなにモテモテだなんて、羨ましい限りです。。。
このほかにも映画監督イヴ・ローベルの墓石には彼の代表作「La guerre des boutons(ボタン戦争)」にちなんでボタンを置いていったり、松ぼっくりを置いて行ったりする参拝客もいました。
『自由とは、自由であるべく、不自由になることである。/自由であることは、望み通りのことをできることではない。出来ることをやりたいと望むことである。』by サルトル
この言葉を聞くと、沢山のものを諦め、犠牲を払いながらも「フランスにいく」という決断をした当時の自分が、いつも思い出されます。
【埋葬されている主な著名人】
- アルフレッド・ドレフュス - 軍人
- ウジェーヌ・イヨネスコ - 劇作家
- オシップ・ザッキン - 彫刻家
- ギ・ド・モーパッサン - 作家
- クララ・ハスキル - ピアニスト
- サミュエル・ベケット - アイルランド人劇作家、小説家
- シモーヌ・ド・ボーヴォワール - 作家、哲学者
- ジャック・ドゥミ - 映画監督
- シャルル・ボードレール - 詩人
- ジャン=ポール・サルトル - 作家、哲学者
- シャイム・スーティン - 画家
- セルジュ・ゲンスブール - 歌手、作曲家
- マルグリット・デュラス - 作家
- マン・レイ - 写真家
- ルコント・ド・リール - 詩人
- ロジェ・カイヨワ - 作家
3 Boulevard Edgar Quinet, 75014 Paris
Tel. 01 44 10 86 50
開館時間:毎日8時から17時半まで
(NY)
- アルフレッド・ドレフュス - 軍人
沢山の著名人が眠るモンパルナス墓地
2014-09-17
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