フランスのウェディングケーキの定番は、ピエス・モンテ (Pièce-montée)　みゅうパリ　ブログ記事ページ

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    フランスのウェディングケーキの定番は、ピエス・モンテ (Pièce-montée)

    2014-09-16

  • 街のパティスリー(お菓子屋さん)でよく見かける、三角錐のカタチをしたデコレーションディスプレイ、フランス語で、『ピエス・モンテ (Pièce-montée)』といいます。

     

    ピエス・モンテ (Pièce-montée)とは、マカロン、チョコレート、ミニシュークリームなどの小さなスイーツを高く積み重ねた、ディスプレイ用の飾り菓子全般を指します。結婚式や、イベント、パーティなどでよく使用されています。

    この写真↑は、ラデュレ(Ladurée)のマカロン ピエス・モンテ。

     

    こちら↓は、ラデュレのチョコレート専門店 レ マルキ  ドゥ ラデュレ(Les Marquis de Ladurée)のチョコレート ピエス・モンテ。

     

    こちら↓は、ルノートル(Lenôtre)のピエス・モンテ。緑のほうはマカロン、黄色いほうはマロン・グラッセのように見えましたが、包みの中身は不明。

     

     

    こちら↓は、近所のパティスリーのシュークリーム ピエス・モンテ。

     

    単なるスイーツのディスプレイではなく、芸術的な要素を含んだ、パッと目を引く愛らしい装飾ですよね！

     

    ピエス・モンテは、フランスのウェディングケーキとしてもよく使われています。フランスのウェディングケーキは、クロカンブッシュ (Croquembouche)と呼ばれる、キャラメリゼされたミニシュークリムをピエス・モンテに積み上げたものが一般的です。クロカンブッシュは結婚式だけでなく、洗礼式などお祝い事には欠かせない伝統的な飾り菓子です。

    このシュークリームの高さの分だけ、参列者たちの祝福が集まるといわれていますので、できるだけ高くして幸せを表す傾向があるそうです！

     

     

    先日参列した、友人の結婚式のウェディングケーキ、クロカンブッシュです。カスタードたっぷりの甘～いシュークリームでした♪

     

     

    (秋)

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