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8月30日~31日に、パリ エッフェル塔のふもとのシャンドマルス公園にて、東北復幸祭が行われました。
東北復幸祭とは・・・経済協力開発機構(OECD)や日本政府機関など、多数の協賛者の協力のもと進められているOECD東北スクールの一環です。
以下東北復幸祭HPより抜粋。
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2011年3月11日、日本の東北地方一帯を巨大な地震が襲い、海から巨大津波が押し寄せ、沿岸部を中心に死者・行方不明者約2万人という被害をもたらしました。
「OECD東北スクール」は、その被災地を教育によって変えていくプロジェクトです。福島、宮城、岩手の被災地から中学生・高校生約100人が集まり、2年半にわたって地域や学校と協力しながら様々な活動を行ってきました。プロジェクトのゴールとして、フランス、パリのシャン・ド・マルス公園で東北の復興と魅力を世界に発信するイベント「東北復幸祭〈環WA〉in PARIS」(特別協力:パリ市)を開催します。
このイベントのテーマは「死と再生、未来へとつなぐ」で、津波と地震によって受けたたくさんの被害、その状況の中から何を学び、どのように未来へつなげるかという大きなシナリオを持っています。参加した一人一人に、そして各チームのアトラクションに、このテーマに沿ったそれぞれのストーリーがあります。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
特設ステージや各ブースでは、2日間にわたり様々なイベントが催され、日本文化や風土の紹介、東北名産品の紹介、そして決して風化させてはいけない東北大震災についての情報や写真などが展示されておりました。赤と青の大きな丸い気球は、当時被災地を襲った津波と同じ高さをイメージしたそうです。被災者たちのメッセージ、立ち止まって熟読するフランス人たちの中には涙ぐむ姿も。
初開催となったパリでの東北復興イベント。震災を乗り越える被災者の方々の思いが心から伝わる2日間となりました。
(秋)
パリ エッフェル塔での東北復幸祭
2014-09-02
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