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24時間、毎日開いている店は日本にはたくさんありますが、フランスにはなかなかありません。しかし、1947年から24時間営業で一度も店を閉めたことのない店がパリにあります。ルーブル美術館から徒歩約10分。レ・アールの駅近くにあるレストラン オー・ピエ・ド・コッションです。60年以上も休みなく営業し続けているので、扉を閉めるための鍵はなく、室内灯も常についているので、電気を消すスイッチまでもないという伝説が残っています。
店内は、老舗ならではの落ち着いた内装になっています。ボーイさんも、きびきびと動き、食事をしていて気持ちがいいです。
では、何が食べられるのかというと、店の名前の通り、豚足がこのお店のスペシャリティーです。ピエとは、足、コッションとは、豚のことです。
豚足が店の名物と聞いて、豚足を食べないわけには行きません。そうでなければ、信州に行ってうどんをたべるようなもの。。。
豚足のパン粉上げという、「とんかつ」、ならぬ、「とんそくかつ」をたのみました。メニューにもこれがうちの名物だよ!と描かれています。
出てきたら、びっくり。足がそのまま丸々出てきました。
足を切ってみると、味はとろとろです。コラーゲン100%。これは好みが分かれるところです。わたしは、すきです。
それ以外にも、アルザスのシュークルートなど、美味しそうなメニューがたくさんありました。ルーブル界隈なので、美術館でたっぷり美術鑑賞した後の腹ごしらえにいいかもしれません。
(渦)
Au Pied de Cochon
6 Rue Coquillière, 75001 Paris
01 40 13 77 00
年中無休 24時間営業
パリ発
1日中満喫! ルーブル美術館を極める <美術館内での昼食付き>
決してしまらない老舗レストラン、AU PIED COCHON
2014-08-18
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