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7月27日に行われた特バスに参加してきました。
今回のツアーは、かつてソムリエとして働いていたガイドさんが担当しました。
バスの中で、ガイドさんの経歴を聞いてびっくり。
ピアノの先生、家業手伝い、レストラン従業員を経て、ソムリエになり、さらなる発展を求めて渡仏。フランスでは、各地のワインセラーを回り、現地事情に詳しくなることで、ワイン関係者がフランスに来た際のコーディネーターとなります。
それと同時に、フランスの観光系専門学校に通い、ガイド資格を取得。今度は、美術史を極めようとフランスの国立大学に入りなおし、美術史の学士号、修士号、さらには民俗学の修士号を取得したという。。。
豊富な経歴に裏づけされた、バス内トークはさえにさえ、楽しんで聞いているうちに、すぐに目的地に到着しました。
まずは、VIXの秘宝と呼ばれる大きな甕を鑑賞。紀元前にもかかわらず、その大きさと彫刻の細部の技術に驚きました。
甕の首の部分には、兵士たちの行進が描かれていますが、かれらが立体に表現され、すでにパースペクティブの萌芽が見られます。
さて、ワインの歴史の奥深さを鑑賞した後は、お待ちかね、シャンパン街道祭りに参加しました。
今回、複数の村をまたがって開催された街道祭りでは、それぞれの村が盛り上がりを見せていました。
それぞれの村でカーブを回りながら、試飲します。
初めの村では、これからどのように試飲すればいいかの簡単なレクチャーがありました。
色を楽しみ、香りを楽しみ、泡の動きを楽しみ、泡の音を楽しみます。
そして、口に含み、味を楽しみます。空気を口に含ませることで、さらに香りを楽しみます。
試飲をしながら村の散策を楽しみます。
村ではお祭りを盛り上げるために、多くのミュージシャンが音楽を演奏していました。
(渦)
特バスレポート:ソムリエといく、シャンパン街道祭り、VIXのクラテル
2014-07-29
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