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2013年10月から公演中の大人気ブロードウェイ・ミュージカル『美女と野獣』が、もうすぐ終演間近です。
実は、あまり知られていませんがこの物語の原作はフランスなのです!主人公の『ベル』という名前も英語の『鐘』という意味ではなく、フランス語の『美女』という言葉から来ているのです!(初めてこれを知った時、鳥肌が立ちました)
オーケストラの美しい演奏と豪快な舞台セットからストーリーは始まります。
主人公ベルのうっとりするような歌声と、登場人物達が織り成すハーモニーは圧巻。
ムキムキマッチョにピタピタのパンツを履いたガストンの歌も、迫力があって良し。
特に一幕の最後にある晩餐会でのシーンは、ムーランルージュさながらのスペクタクル!!
カラフルな衣装に煌びやかな小道具。その華やかなステージに目を奪われること間違い無しです。
リズミカルな音楽に合わせて個性的なキャラクターが次々と登場し、会場は笑いに包まれます。
その中でも特に、野獣の歌う悲しくも美しいソロは必見です。ライオンのようなうなり声から、こんなにも綺麗な声が出るなんて!と思わずそのプロフェッショナルさに驚くことでしょう。
最後のシーンではとても胸が熱くなり、涙をすする音も会場からちらほらと。。。カーテンコールでは割れんばかりの拍手がキャストに送られます。
いや~それにしても、良かった!友人は前回見たとき、あまりに感動したということで今回は二回目の鑑賞。こうやってファンが増えていくんですね。
会場はオペラ座の裏に位置するThéâtre Mogador。ワインレッドとブラックでまとめられた内装に、個性的な絵画が飾ってあります。
途中のインターバルでは、飲み物やチップスを購入する人で売店が混み合います。
大人から子供まで、言葉がわからなくても十分楽しめるショーになっています♪
このミュージカルは27日までということもあり、今なら二人目が半額!!!日本だったら、最後だからと逆にプレミアとして値段が上がったりするのでしょうが。残りり少ない日程ですが、機会が合えば観に行ってみるのもいいかもしれません。
入場料:25~82ユーロ
劇場:Théâtre Mogador 25, rue de Mogador
公演:7月27日まで
(NY)
終演間近!ミュージカル『美女と野獣』フランス版
2014-07-24
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