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6月11日から一週間開催されていたシャンゼリゼ映画祭が、17日無事に終了しました。
このイベントは2012年から始まり、今回で三回目を迎えました。
Katy Perryなど多数のアーティストが所属するエージェンシーMDADNが主催したプレミア試写会には、オピニオン・リーダーとして活躍し始めたSARA WAKAの姿も。
この日上映されたのはThe Truth About Emanuelというフランチェスカ・グレゴリーニ監督によるサスペンス映画。母親を亡くし、心に深い傷を負った17歳の少女エマニュエル(カヤ・スコデラリオ)。彼女は近隣に引っ越してきた母親そっくりの女性リンダ(ジェシカ・ビール)に心を奪われるのだが、やがてその子のベビーシッターとして彼女の家に出入りしてから、彼女が抱えている悲しい秘密を知ってしまうというストーリー。
昔の傷を乗り越える為に夢と現実を混同してしまうという人間の防衛本能と、不安定な思春期の少女の心模様を上手く描写した作品。
本作を作ったフランチェスカ・グレゴリーニ監督に、なぜこの様なテーマにしたのかとの問いには、「私もリンダと同じような問題を抱えていたのよ」という回答が。繊細なトピックながらも、鮮明に描かれている。
特に水の中で撮影したと思われるシーンはとても幻想的で、とても印象に残った。
アメリカでは2014年1月10日公開。日本公開未定。
http://www.champselyseesfilmfestival.com/en/
シャンゼリゼ映画祭が無事に閉幕!
2014-06-19
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