ナポレオンの皇后、ジョセフィーヌ展 みゅうパリ ブログ記事ページ

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    ナポレオンの皇后、ジョセフィーヌ展


    2014-04-14

  • パリ6区リュクサンブール美術館にて、現在『ジョセフィーヌ展』が開催されています。

     

    ジョセフィーヌは、フランス皇帝ナポレオン・ボナパルトの最初の妻。生い立ち、結婚、最期まで、ジョセフィーヌの生涯を辿る企画展となっています。

     

    ジョセフィーヌは、本名Marie Josèphe Rose Tascher de la Pagerie(ジョセフィーヌという呼び名は、セカンドネームである「Josèphe」をナポレオンが女性系にして命名したそうです。)、Martiniqueというカリブ海にあるフランス領の島で生まれました。

    16歳のとき、最初の夫と結婚するためにパリへ出て、1男1女をもうけるも、その後離婚。1796年にナポレオンに求愛され結婚し、そして1804年、ナポレオンの皇帝即位とともに、ジョセフィーヌも皇后となります。

     

    バツイチ、子持ち、そして年上、あのナポレオンに一目ぼれ求愛させるほどのジョセフィーヌはどんなに魅力的だったのでしょうね!

     

    1メートル63センチの長身、 明るい栗色の髪、美しいドレスや宝石をまとい、エレガントな立ち振る舞い、、、フランス皇后として皆に愛され、幸せな日々を送っていたようです。

    また、ジョセフィーヌは大変なコレクション好きで、家の装飾も大好き、美しい家具や彫刻、絵画等を集め、家を素敵に飾っていました。その一部の作品が今回の企画展にも展示されています。ジョセフィーヌが趣味でやっていたハープも展示されていました。

     

     

    1809年、ジョセフィーヌに嫡子が生まれないことから、ナポレオンは離婚を決意。2人の結婚生活に終止符を打ちます。

    これはナポレオンとジョセフィーヌの離婚証明書!皇帝の離婚には様々な手続きが必要だったことが伺えます。

    その後ナポレオンは、オーストリア、ハプスブルク家の皇女のマリー・ルイーズと再婚。ジョセフィーヌはパリ郊外マルメゾンにてひっそりと暮らすようになります。バラ好きで知られるジョセフィーヌは、世界中から様々なバラを取り寄せ、マルメゾンに世界一のバラ園を造りました。

     

     

    離れ離れになってしまったナポレオンとジョセフィーヌですが、それぞれの最期の言葉は、お互いの名前を呼んだ、と言われています。ロマンティックですね。

     

     

     

    Musée du Luxembourg

    Expo Joséphine

    リュクサンブール美術館

    ジョセフィーヌ展

    2014年3月12日~6月29日

     

    (秋)


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